レビュー

背骨にピッタリ沿い座った時の体の負担を軽減してくれる「エンボディチェア」を使い続けてみた


長時間座っていることは喫煙すること並に寿命を縮める」という研究結果があるように、立って仕事をするよりも楽に見える座り仕事も大変で、「何に座って仕事をするのか」は重要事項だったりします。その選択肢として挙がるのが、ハーマンミラーの「エンボディチェア」です。実際にオフィスで約1年ほど使ってみたところ、座り作業が苦にならなくなりました。

エンボディチェア - オフィスチェア - ハーマンミラー
http://www.hermanmiller.co.jp/products/seating/performance-work-chairs/embody-chairs.html

そもそもこのチェアの前に使っていたのは「3万円ぐらいで何かないか」と量販店を探し、置かれていた3つ4つのイスを座り比べて決めたものでした。クッション性能が高く、背もたれも大きくてゆったりしていたので、だらっとリラックスモードで使うのには悪くなかったのですが、イスが全体的に後ろへ倒れ気味で前傾姿勢が取りづらいため、机の上のPCをカタカタ打ち続けるのはちょっと辛いことが使っているうちに判明。


また、肘置きも固定式だったため、机が変わったときに高さの都合で引っかかってしまい、変な姿勢で作業をすることに。これを続けていた結果、肩や腰に謎の痛みが出るようになったため「これはイカン」と使用を中止、これならばそんな事態にはならないだろうと、エンボディチェアを購入することにしました。

シート&バックは16種類、フレームは黒と白の2色、脚部はグラファイト・ポリッシュドアルミニウム・チタニウムの3色から選べます。到着時点でこれに説明書などがついただけの状態なので、箱から取り出すだけ。


特徴的なのはなんといっても背面側。


背骨っぽいこのデザインが、背中を正しい位置でサポートする役割を果たします。


座面はこんな感じ。


端にハンドルがついていて、座面の奥行きを調節できます。


例えば、短い状態だとこんな感じ。


伸ばすとこうなります。座ったときに、膝の裏側が座面の縁で圧迫されないぐらいの位置に調節します。


背面部、下の方には左側にレバー、右側にノブがついています。


このレバーはリクライニング範囲を設定するもの。降ろした状態だと設定解除状態で最大限リクライニング可能ですが、上げていくとリクライニングできる範囲が狭くなっていきます。ムービーで見るとこんな感じです。

ハーマンミラー「エンボディチェア」リクライニングの範囲設定 - YouTube


リクライニングの倒れ具合の硬さも調節することができます。その調節は座面の下、右手を降ろした位置にある黒いノブで行います。ちなみに、ノブ中央のつまみはシートの高さ調節用。


実際にどんな硬さなのか、ムービーで撮影してみました。まずはどんどん硬い方向へとノブを回し、踏ん張らないとリクライニングできない硬さまで行ったら、今度は最も緩い状態にしています。見ていると、座面の下でパーツが動いているのが分かります。

ハーマンミラー「エンボディチェア」のリクライニング硬さ調節 - YouTube


最大のポイントといえるのが、背面右後ろの黒いノブを使った「バックフィット調節」。これは、背もたれのカーブを調節する機能で、使う人によって異なる背骨のカーブにイスをぴったり合わせることで適度に腰椎をサポート、肩や首への負担を和らげてくれるもの。

設定前、背もたれのカーブを最も小さくした状態。


そして座って設定するとこうなりました。背骨のカーブがそれほど大きくないため、見た目上は何が変わったのかじっくり見てもわからないぐらいなのですが、座っていると背面が背骨に合わせてゆっくりと凹み、ピタッと合う位置に調節することができます。


あとは、アーム幅の調節と……


アーム高さの調節が可能です。


調節せずに座ると「うーん、こんなものなのかな……?」と、良さはひょっとするとプラシーボなのではないかと疑ってしまいますが、自分にピタリと調節すると「おっ、これはしっくりくる」という感じになり、ずっと使っていると「これしかない!」へと変化してきます。


何よりも大きいのは、何時間も座ったまま作業することになっても、腰にハリを感じたりすることがないということで、また、首や肩のコリもゼロではないものの、かなり軽減されました。


価格はAmazon.co.jpで見てみると、だいたいどんな色の組み合わせでも20万円を切らないぐらい。「お手軽に購入」とはいかないので、買うときにはちゃんと座れる家具屋へ行って、自分に合うかどうか長時間座ってチェックすることをオススメします。

Amazon.co.jp: HermanMiller+(ハーマンミラー)+エンボディチェア: キッチンストア


ただし、使っているうちにアームの幅調整用のパーツが緩んでくるのか、以前から使い続けている編集部員のイスではアームが固定できず、腕を置くとアームが外側に広がる状態になってしまいました。

ハーマンミラー「エンボディチェア」のアームが壊れた? - YouTube


Amazon.co.jpにもアームが壊れて修理に出したのに直らず、部品取り寄せも非常に遅いというレビューが掲載されているので、この点は注意が必要です。

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in レビュー,   動画, Posted by logc_nt

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