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スマホで簡単に気温が測れる「Thermodo」に記録の蓄積が可能なヒストリー機能が追加されたので使ってみました


イヤホンジャックに差すだけでスマートフォンを温度計代わりにすることができる小型センサーが「Thermodo」です。これまではその時の温度が測れるだけだったのですが、4月20日のバージョンアップで測定結果を蓄積させたり、全データをCSVファイルでメール送信できるようになったとのことだったので、新機能を実際に使ってみました。

Introducing History for Thermodo!
http://us1.campaign-archive2.com/?u=cda2e817f8ee3e73c9bd5b988&id=4ca292c41b

Thermodoのアプリインストール方法や基本的な使い方は以下のページから確認可能。

スマホのイヤホンジャックに挿して温度が測れる小型センサー「Thermodo」を使ってみました - GIGAZINE



これがThermodo。


プラグは絶縁リングが3つある4極になっています。


まずは既にインストールしているアプリをアップデートするか、App Storeからアプリをインストール。なお、Androidアプリはまだバージョンアップしていません。


アプリを起動するとThermodo 1.3.1がどう変わったかが表示されるので、「Continue」をタップ。


「"Thermodo"がマイクへのアクセスを求めています」と出てくるので「OK」をタップ。


次は「"Thermodo"は現在の位置情報を利用します。よろしいですか?」という表示。どこで気温を測定したかを記録したいので、これも「OK」をタップ。


「Have fun!」という表示が出てくるので「OK, got it!」をタップします。


「Insert Thermodo(Thermodoを挿してください)」とのことなので……


イヤホンジャックにThermodoを挿してみます。


すると、「Detecting Themodo」という画面が現れ……


画面が数字と波形のラインに変化しました。


Thermodoを使用する前にまずはアプリの設定から行っていきます。


「About」にも書いてあるのですが、Thermodoはユーザーの手の熱やデバイス自体の熱にも影響を受けてしまいます。


そのため、まずは「Settings」の画面から「Compensate for device heat(デバイスの熱さを補正)」をオンにし、「Regular」をタップします。


その他、インジケーターの表示などはデフォルトのまま、全てオンに設定しておきます。


これで完了。気温の測定はイヤホンジャックにThermodoを挿した瞬間から始まりました。測定し始めてから経過した時間は画面下部に表示されますが、これは「Settings」から非表示にすることも可能。


Thermodoを抜くと、画面右上のグラフマークに「1」という表示がつきます。タップしてみると……


Thermodoを挿してから抜くまでの時間に記録した気温の変化一覧が表示されるようになっていました。各見出しにはいつ・どこで測定されたか、平均気温は何度かが記録されているので、詳細を見る時は見出しをタップすればOK。


記録したデータはそれぞれ温度によって色分けされ、こんな感じで表示されます。グラフ上で指をスライドさせてみます。


右にスライドさせ時間を経過させていくと、気温も変化していく仕組み。


データ一覧で画面を下にスライドさせると、全データのCSVファイルをメールで送信できたり、特定のデータを検索することが可能。


また紙飛行機のマークをタップするとTwitterやメールで画像をシェアすることができるようになっていました。


なお、Thermodoは黒色が29.99ドル(約3000円)で、シルバーのプレミアム版が44.99ドル(約4600円)となっています。

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in レビュー,   ソフトウェア,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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