メモ

スマホの絵文字には人種多様性が欠落しているという議論

By The All-Nite Images

スマートフォンなどのメールやオンラインチャットで使われることの多い絵文字は、自分の気持ちや雰囲気を相手に伝えるのにとても役立つもの。日本発祥のコミュニケーションツールとも言われ、いまや世界中に広がりを見せる絵文字ですが、海外では思わず考えさせられる議論が巻き起ころうとしています。

Apple Responds To Emoji Diversity Problem
http://act.mtv.com/posts/apple-responds-to-lack-of-diversity-in-emojis/

いわゆるガラケーに搭載され、日本独自のメール文化の一つであった絵文字は、Softbankの孫会長がAppleを説得してiPhoneに搭載されたことをきっかけに世界に広がったとも言われています。その浸透具合は、今や「Emoji」が世界で通用する単語になっていることからも垣間見ることができます。


しかし、よくこの絵文字に含まれている人の顔を見てみると、ほとんど全てが白人もしくはそれに近い肌の色を反映させているものであることが浮き彫りになってきます。Twitterに投稿されたツイートには「中国人、インド人、白人、ヒスパニック、そして動物や同性愛者などが含まれているのに、黒人がない!」と言うものもあります。


MTV Actは、この件についてAppleのティム・クックCEOに質問を投げかけたのですが、なんとその日のうちに返答が寄せられたとのこと。クックCEOの代理で返答を寄せた同社のケイティ・コットン副社長は、「iPhoneなどに搭載されている絵文字は、文字コードの国際規格であるUnicodeの仕様に準じたものになっています。これは、他のプラットフォーム間で問題なく表示させることを狙いとしたものです。絵文字における多様性についてのニーズが存在しており、当社もUnicodeを統括する団体であるユニコードコンソーシアムと連携して内容のアップデートに取り組んでいます」と回答を寄せています。

これを聞いた人の中からは「たかが絵文字に大げさな」と反論する声が挙がることも考えられますが、それでも2013年の時点でアメリカに住む黒人の3分の1が「人種の違いにより差別を受けた」と考えていることも事実。まだまだ人種差別の撲滅には取り組むべき課題が多く残っているといえますが、絵文字の多様化もそのステップの一つになるのかもしれません。

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in メモ,   モバイル,   デザイン, Posted by darkhorse_log

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