ムービー

78本の指を持つギタリストらのロボットバンド「Z-MACHINES」演奏ムービー


78本の指で2本のギターを超高速で演奏可能なギターロボット「MACH(マッハ)」、背中まである22個のドラムをたたくドラムロボット「ASHURA(アシュラ)」、目から放たれる多彩なビームと無数の関節で動くアームでピアノやシンセサイザーを演奏するキーボードロボット「COSMO(コスモ)」で結成されているロボットバンドが「Z-MACHINES(ジーマシーンズ)」です。テクノミュージシャンの「Squarepusher」から提供を受けた楽曲を演奏するムービーが2013年7月に公開されて話題を呼びましたが、2014年4月にこの曲に4曲の新譜を加えた全5曲のアルバムが発売されることになりました。

Warp / Records / Squarepusher / Squarepusher x Z-Machines EP 'Music For Robots' will be released in April
http://warp.net/records/squarepusher/squarepusher-music-for-robots

Z-MACHINESはアルコール飲料「ZIMA(ジーマ)」を販売しているモルソン・クアーズ・ジャパンが、未来のパーティー体験を実現するロボットとして開発を決定したロボット。これまでに様々なアーティストとのコラボやライブを行っていますが、特に人気を博したのが2013年夏のZIMAのキャンペーンで、Z-MACHINESがSquarepusherの楽曲「Sad Robot Goes Funny」を演奏したムービーは以下のもの。

Squarepusher × Z-MACHINES - YouTube


6本のスティックにピック1つずつ取り付けられており、それぞれが別個にギターの弦を鳴らしています。


複雑に絡み合ったコードが見えますが……


演奏ロボット集団のZ-MACHINESの全貌はまだ見えません。


小さなプレス機のようなアームで、弾いている弦に合わせてフィンガーボードを押さえています。78本あるというロボットアームによって、エモーショナルながらも恐ろしく素早く細かいフィンガー・ピックを可能にしています。


弦を押さえるアームにはそれぞれチューブがつながっており、内部には水滴状のものが見えます。


すると78本の指で2本のギターを演奏するギターロボット「MACH」のアップ。目の部分はディスプレイになっており、メッセージを表示させることも可能。


人間の手を模したアームも取り付けられていますが、実際に楽器を演奏しているのは独立した小さなアーム。


暗いステージですが、MACHとドラムロボット「ASHURA(アシュラ)」が映ってきました。


背中まである19個のドラムと3個のバスドラをたたくASHURAの手は、スティック以外にブラシのようなアームもあり、ドラムスティックで叩くだけでなくこするような音も表現できるようです。


MACHはリズムに合わせて長髪の頭でヘッドバンキングしたり、胸部が発光したりしています。髪の毛はLANケーブル製。


演奏されるサウンドは得意とするメタリックなサウンドではなく、しんみりとした機械演奏とは思えない楽曲ですが、徐々にテンポが速くなって人間には不可能な演奏となっていき、ロボットバンドの特性がしっかりと活用されていきます。


シンセサイザーに向けて緑色のビームを発するキーボードロボット「COSMO(コスモ)」も登場。何十にも重なるビームを発射できるとのこと。


演奏はテンポをあげて終盤に差し掛かり、ステージライトの発光とともに終了。


曲を制作したSquarepusherは「楽曲を演奏できるロボットに興奮した。”エモーショナルな音楽はヒトの手から生まれる”と言われるが私はそう思わない。そして、そういう考えは間違いだと証明したいと思った。このプロジェクトはエモーショナルなマシーンミュージックの未知の領域を切り開くものだ」とコメントしており、DTM以外にベースやギターなども扱うSquarepusherの新たな挑戦となっていました。


Z-MACHINESのギターロボット「MACH」がどれほどのスピードでギターを演奏できるのかは、以下のムービーで視聴することができます。

Z-MACHINES Guitar Robot Speed Test - YouTube


まずはBPM148でメタル調のギターサウンドを演奏しています。BPMは1分間に刻まれる拍(ビート)の数で、BPM60というと時計の秒針と同じテンポの曲ということ。


次はBPM300。これでもかなりの高速演奏ですが、エクストリームメタルなどのジャンルでは同程度の高速楽曲もしばしば存在します。


左と右のロボットアームはスライド奏法・ミュート奏法も演奏可能。BPM600となるともはや同じギターリフに聞こえませんが、正確にギターをかき鳴らしています。


最高速度はBPM1184となっており、もはやメロディにすら聞こえないレベルのロボットにしか再現できない演奏をこなしています。


SquarepusherとZ-MACHINESとのコラボレーションはSquarepusherからの呼びかけで継続されることになり、新たにZ-MACHINESのために書き下ろした4曲を加えたアルバム「Music for Robots」が2014年4月5日に発売予定となっています。アルバムは現在Amazonで予約受付中となっており、価格は税込1620円。

Amazon.co.jp: Squarepusher x Z-MACHINES : Music for Robots [アーティスト本人による解説付 / 国内盤] (BRE49): 音楽


iTunes Storeでは税込750円で販売予定で、こちらも予約受付中です。

iTunes - ミュージック - Squarepusher X Z-MACHINES「Music For Robots - EP」
https://itunes.apple.com/jp/album/music-for-robots-ep/id820241291?l=ja&ls=1

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
Googleが歩行ロボットメーカーのボストン・ダイナミクスを買収 - GIGAZINE

小型モジュールをどんどん連結し誰でもすぐ演奏しまくれるアナログシンセ「little Bits Synth Kit」 - GIGAZINE

Amazonが買収した倉庫ロボットの自動システムが一体どれほどスゴイのかよくわかるムービー - GIGAZINE

ターミネーターの本当に動かすことが可能で内蔵カメラによって視界も再現したヘッド部分がワンフェス会場に登場 - GIGAZINE

146本のボトルで演奏する超絶技巧曲「チャールダーシュ」 - GIGAZINE

in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.