メモ

出資を募ってお金を集める際の「成功する言葉」や「失敗する言葉」が判明

By Rex Hammock

クラウドファンディングプラットフォームのKickstarterではクリエイティブなプロジェクトに向けて、一般の人々から出資を募り、賞品や体験・新商品と引き替えにバックアップをしてもらうことができますが、ジョージア工科大学のクラウドファウンディングを研究するチームにより、「ある言葉」を使っていると驚くほどキャンペーンが成功していることが判明しました。

Georgia Tech Researchers Reveal Phrases that Pay on Kickstarter | College of Computing
http://www.cc.gatech.edu/news/georgia-tech-researchers-reveal-phrases-pay-kickstarter


ジョージア工科大学のエリック・ギルバート助教授と博士号取得中のTanushree Mitraさんが、Kickstarter上で行われたプロジェクト約4万5000件以上を対象に研究を行い、プロジェクトが成功する際に使われている言葉と、失敗する際に使われている言葉を明らかにしました。

ギルバート助教授によると、「例えば出資に対してのリターンがあったり、社会参加していると感じられたり、権威が感じられるプロジェクトの多くは資金調達に成功している」とのことで、出資者に何かしらの見返りを与えることで、プロジェクトの成功確率を上げられる可能性があります。そして、この研究では、見返りを設定する際の「Kickstarterのプロジェクトをスタートさせた人たちの言葉」が出資金の集まり具合に大きな差を生む、ということが分かりました。

By 401(K) 2012

例えば、「also receive two(さらに2つを受け取れる)」や「has pledged(保証します)」「project will be(プロジェクトは間もなく)」といった力強い一言があるプロジェクトは、目標金額に届く確率が高いそうです。一方で、「dressed up(着飾って)」や「not been able(まだできていない)」、「trusting(信じて疑わない)」のようなフレーズは資金が集まらないプロジェクトでよく見受けられます。

調査した約4万5000件のプロジェクトの内、51.53%が目標金額を集めることに成功しており、残りの48.47%はこれに失敗しています。研究ではプロジェクトのカテゴリーや目標金額、アップロードされているムービーやソーシャルメディアを使っているかどうか、出資難度、さらには2万を超えるフレーズに至るまで、どれが成功や失敗に関わっているのかを調べまくったそうです。そしてこれらの要素の中でも特に「プロジェクトの創始者が使う言葉」がプロジェクトの成否に深く関わっていたそうです。

By Scott Beale

目標金額が集まるプロジェクトで使われているフレーズは以下の通り。

◆相互性(なにかしらのリターンが期待できるフレーズ)

・also receive two(さらに2つを受け取れる)
・pledged will(プロジェクトは間もなく)
・good karma and(報い)

◆希少(珍しいものと分かるフレーズ)

・option is(オプションは)
・given the chance(チャンスを与えられた)

◆社会的証明(社会的つながりが連想されるフレーズ)

・has pledged(公約通り)

◆社会的アイデンティティー(特別なグループにいるんだ、という気持ちにさせるフレーズ)

・to build this(これを構築する)
・accessible to the(アクセス可能な)

◆好み(プロジェクトやそれをプロモーションする人たちに対する印象)

◆権威(プロジェクトを手っ取り早く判断するために役立つ専門家の意見などで見られるフレーズ)

・we can afford(我々はすることができる)
・project will be(プロジェクトはすぐに)

・関連記事
「Kickstarter」へ出資してゲットする方法&出資しまくった経験からわかった注意点まとめ - GIGAZINE

ネットで有志から資金を集める「Kickstarter」と「Indiegogo」で圧倒的な差がついていることが判明 - GIGAZINE

マウスやスマホで操縦可能な卓上サイズのミニチュアロボットアーム「uArm」 - GIGAZINE

出資金が500億円を突破した資金調達プラットフォームKickstarterの2013年まとめ - GIGAZINE

224万人から240億円以上集めた資金調達プラットフォームKickstarterの2012年まとめ - GIGAZINE

in メモ, Posted by logu_ii