試食

関西の讃岐うどんの草分け的存在「はがくれ」で冬季限定メニューや冷たい「生じょうゆ」などうどん三昧してきました


香川県は別名「うどん県」と呼ばれ、なかでも讃岐はうどんの「聖地」として各種のうどん巡礼が企画されるなどの人気を集めています。しかし、関西圏だけのお店を巡る巡礼イベントが行われるなど、関西のうどんが好きという人も多く存在します。そんな中でも以前から関西の人気うどん店として評判をあつめていたお店「はがくれ」に行って、そのうどんを味わってみることにしました。

◇◇◇ 梅田はがくれ ◇◇◇
http://www.hagakure.cc/index.html


お店はJR大阪駅、大阪市営地下鉄・阪急電鉄・阪神電鉄の梅田駅などから徒歩で7分から10分の距離にあります。地下道づたいにやって来られるので、雨の日でも大丈夫。


お店の前に掲げられたメニュー。オフィスビルの地下街にあるお店ということで、定食メニューから一品もの、お酒なども揃っています。


特に人気のメニューが特別枠で掲示されています。


人気店であることを物語るように、TV番組などによる取材の足跡が残されていました。


店内はカウンター席のみで、15名ぐらいで満員となる広さ。この日は午前11時の開店を少し回った時間帯に訪れましたが、ちょうど行列が伸びはじめるタイミングでした。


まずはうどん本来のコシを堪能するために、冷たいうどんの「生じょうゆ(きじょうゆ)」を注文。


ほどなくして、薬味の大根おろしと刻みネギ、半分に切られたすだちが運ばれてきました。店主さんに「初めてのお客さんかな?食べ方分かる?」と訊かれたので、「いえ、初めてです」と返答。すると「よっしゃ、作りかた教えるからそのまま待っといてや」と言ってまた調理場の向こうへと戻っていきました。


うどんが運ばれてくると、カウンターの上で作りかたの実演指南が始まります。うどんの並びに対して直角に大根おろしを置き、その上に刻みネギをトッピング。この段階では、すだちには手をつけません。


うどんと大根おろし、刻みネギの位置関係はこんな感じ。縦方向のうどんに対し、左右に大根おろしと刻みネギをトッピング。


次に生じょうゆをかけていきます。この時、しょうゆをうどんの上で「二往復半」させるのが一番ちょうどよい分量になるとのこと。鮮やかな手さばきで最後の仕上げを行います。


そして最後にすだちをしぼって出来上がりです。なお、このうどんは「生じょうゆ」の大盛り。「はがくれ」では無料で大盛りを注文することも可能です。


「食べるときはな、うどんを二本だけつかんで持ち上げるんや。目の高さまで!」と手取り足取りの食べ方指南が続きます。うどんの一番ベストの状態を味わうための「作法」なのですが、押し付けがましさはなく、うどんの楽しみ方を伝授してくれます。奥に座ったお客さんも、この光景を見ながら笑顔。


うどんは少し細めで、包丁で切ったときの角もそれほど鋭角ではないタイプ。うどんの表面は「ツルツル」と「ザラザラ」のちょうど中間ぐらいで麺のコシも強すぎず弱すぎず、全体のバランスが取れている感じです。本格的な讃岐うどんの中には「素人お断り」といわんばかりの強烈なうどんもありますが、「はがくれ」のうどんは初心者にも、うどん好きにも受け入れられそうな「ちょうど良さ」の上に成り立っているという印象をうけました。


特製のしょうゆは味が濃いめで少し甘みを感じます。食べる際には「うどんを混ぜたらアカンよ!混ぜたらヌルヌルが出てきて喉越しが悪ぅなるからね!」ともアドバイスが飛びます。実際に教えてもらった通りに食べてみると、たしかに最後までツルツル感が失われなかった気がしました。


常に所狭しと動き回る店主さんの姿。こちらのお客さんは韓国からの観光客の皆さんで、海外のお客さんにも「チャイナ?コリア?オッケ~。しょうゆ、ツータイムス、アンドハーフ。ドントミックス!」と英語でも食べ方指南。決して口うるさく強制するという感じではなく、楽しく盛り上げている姿が印象的でした。


はがくれでは、12月から3月まで期間限定メニューとして、「しっぽくあんかけ」「海老天あんかけ」「きのこあんかけ」の3品目が提供されています。せっかくなので3つとも味わってみることにしました。

梅田はがくれ |冬期限定メニュー
http://www.hagakure.cc/top/top_03.html


まずは「しっぽくあんかけ」をいただきます。うどんの上には刻んだうす揚げや椎茸、人参、きくらげ、鶏もも肉、竹輪の薄切りなど、具だくさんのあんをかけたメニューとなっています。


最後のトッピングで、ごまがふりかけられています。


温かいうどんなので、生じょうゆうどんほどのコシはありませんが、ほどよい歯ごたえが感じられます。とろみが少し強めなのか、うどんを持ち上げにくいと感じることもありますが、逆に麺によく絡み、ほんのりとしょう油の風味が感じられる味付けになっていました。おろししょうがを混ぜながら食べるのもいいアクセントになります。


こちらは「海老天あんかけ」です。


中ぶりなサイズの海老天や……


切り目細工がほどこされた椎茸の天ぷら。衣は薄めでサクサクしていますが、だしに浸かっても崩れてしまうことがない、ほどほどの厚さ。


なすの天ぷらも載っています。サクッと揚がっており油っこさはほとんど感じられませんが、「しっぽくあんかけ」よりもアッサリめのだしに程よく風味がプラスされます。こちらも、おろししょうががいいアクセントとなっていました。


そして最後は「きのこあんかけ」です。


「あんかけ」シリーズのなかでも、このメニューのみ大根おろしとすだちがセットになっています。


すだちを絞り、おろしを載せていただきます。大根おろしとすだちが加わることでスープもあっさりとして食べやすくなっていました。


きのこは、しめじと椎茸の2種類。あんはしっかりきのこの風味で、しょうがが入っているため、食べている間に体がポカポカと温かくなってうっすらと汗が出てきました。


「生じょうゆ」でうどん本来の歯ごたえを楽しむのもいいですが、冬季限定メニューは寒い日に食べると体がポカポカしてくるという、冬にピッタリなうどんとなっていました。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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