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世界三大「ほにゃらら」を図示すると名所・食べ物・カーニバルはこんな感じ


「日本三大~」や「中国三大~」など名所・名物・名人を上げるときに3つ有名なものを挙げる言い方がありますが、トリップアドバイザーが現在公開している「世界三大“ほにゃらら”」では「世界三大がっかり名所」から「世界三大臭い食べ物」まで世界を代表する3つのもののリストが挙げられており、非常に興味深いインフォグラフィックスになっています。

世界三大“ほにゃらら” トリップアドバイザーのインフォグラフィックスで世界の旅が見える
http://tg.tripadvisor.jp/three


◆世界三大観光名所


01:マチュ・ピチュ(ペルー)
15世紀に作られたインカ帝国の遺跡で、標高2400mほどの尾根にあり、麓からは見えないようになっています。いまだ解明されていない多くの謎があり、2007年7月には新・世界七不思議の1つに選ばれました。

02:タージマハル(インド)
インド北部のアグラに建つ総大理石の墓廟。ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが愛妃のために建設したものと言われています。

03:アンコールワット(カンボジア)
クメール建築の傑作といわれるアンコール遺跡を代表する寺院。国旗にも描かれており、回りは聖池に囲まれています。

◆世界三大がっかり名所


01:人魚姫の像(デンマーク)
デンマークの首都コペンハーゲンにある、童話の人魚姫をモチーフにしたブロンズ像。海に囲まれた岩に座っており、カールスバーグの創設者がこの像の製作を依頼しました。

02:小便小僧(ベルギー)
ジュリアン坊やの愛称で知られる放尿する少年像で、日本でも数カ所に似たような像があります。ビール会社のイベントの際などには水ではなくビールになり、通行人にふるまわれるとのことです。

03:マーライオン(シンガポール)
高さ8メートルほどの、上半身がライオン、下半身が魚の像。がっかり名所に選ばれていますが、旅の方法によってはがっかりしない場合もある様子。シンガポールにはこのマーライオンの他に、ミニマーライオンやマーライオンタワーなど5つのマーライオンがあります。

◆世界三大夜景


01:ナポリ(イタリア)
ポジリポの丘から、南イタリア最大の都市ナポリの港と市街地を一望することが可能。首都ローマからはユーロスターを使い2時間ほどで行くことができます。

02:函館(日本)
函館山の山頂にある展望台から、ネオンに輝く市街地をパノラマで望むことができます。日本では函館・神戸・長崎が日本三大夜景と言われています。

03:香港(中国)
ビクトリアピークから林立するビル群を眺める元祖100万ドルの夜景。山上からは香港島や九龍の超高層ビル群やヴィクトリアハーバー、周囲の島々などが一望のもとに見渡せます。

◆世界三大高層建築物


01:ブルジュ・カリファ(UAE)
2010年にオープンした828m・160階建ての高層ビルで、展望台は452mにあります。基本建設は、韓国のサムスン物産と契約が交わされ行われました。

02:東京スカイツリー
2012年5月に墨田区に建てられた電波塔で商業施設としての役割も果たしています。回りの地盤が軟弱と言われていますが、地盤深くに杭を打ち込む「杭基礎」という技術を採用。

03:メッカ・ロイヤル・ホテル・クロック・タワー(サウジアラビア)
7つの超高層ビルからなる複合施設アブラージュ・アル・ベイト・タワーズの中心に建つ世界一高層のホテル。全高601mで、7つの建物のうち最も高い建物となっています。

◆世界三大料理


01:中国料理
強火で豪快に炒めた料理を中心に、四川・北京・上海・広東など各地で多彩な調理法が用いられています。

02:フランス料理
宮廷料理を起源とし、バターなどを使った豊富なソースを用いた多様性が特徴。コースを食べる場合、料理の出る順番が決まっています。

03:トルコ料理
東西の食文化の影響を受け、様々な香辛料を使用しています。日本ではケバブなどが有名です。

◆世界三大臭い食べ物


01:シュール・ストレンミング(スウェーデン)
ニシンの塩漬けを缶の中で発酵。密封後も缶の中で発酵が続いており、臭さを測定値により数値化すると8070アラバスターで、納豆の約18倍、くさやの約8倍の臭いそうです。

02:ホンオ・フェ(韓国)
ガンギエイを発酵させた高級料理で、強烈なアンモニア臭が特徴。6230アラバスターで臭さは納豆の約14倍。

03:エピキュアチーズ(ニュージーランド)
缶内で熟成させ開封すると乳酸菌発酵にともなう臭いが広がります。臭さを示すアラバスター値は1870で納豆の約4倍。

◆世界三大ミュージアム


01:ルーブル美術館(フランス)
モナリザやエントランスのピラミッドで知られており、先史時代から19世紀までの様々な美術品3万5000点近くが展示されています。年間入場者は約900万人で2010年度は世界で最も入場者が多い美術館でした。

02:メトロポリタン美術館(アメリカ)
モネルノワールなど300万点以上の絵画・彫刻・写真・工芸品を所蔵しているだけでなく、家具・楽器・装飾品など300万点の美術品も所蔵。来場者は年間約600万人です。

03:大英博物館(イギリス)
所蔵品は約700万点と世界最大級で、大英帝国時代の略奪品も多く展示されています。入場者は年間約600万人弱といわれています。

◆世界三大登山鉄道


01:ピラトゥス鉄道(スイス)
普通鉄道では最大勾度25.6度で最も急勾配を上ります。ロッヒャー式のラックレールを採用しています。

02:マウント・ワシントン・コグ鉄道(アメリカ)
ワシントン山を上る、世界最古のラック式登山鉄道でマーシュ式レールを採用しており、最大勾度は20.5度。「コグ」とは歯車の意味です。

03:シャーフベルク鉄道(オーストリア)
標高1783mのシャーフベルク山を上る登山鉄道で、アプト式ラックレールを採用しており、最大勾度は14.3度。映画「サウンド・オブ・ミュージック」にも登場します。

◆世界三大カーニバル


01:リオのカーニバル(ブラジル)
4日間にわたって行われる、世界最高峰のサンバの祭典。1723年にスタートし300年近い歴史を誇っており、毎年の参加人数は約3万人で観光客は約70万人。

02:ポートオブスペインのカーニバル(トリニダード・ドバゴ)
地元の人々はもちろん、観光客も一緒に市内をパレードする参加型祭典。カーニバルの文化は、植民活動をおこなったフランスによってもたらされたもので、カーニバルの衣装は中国系住民の要素が入ります。

03:マルディグラ(アメリカ)
パレードなど全米最大規模の祭り。カトリックの年中行事に由来する祭りであり、フランス人によって持ち込まれたものです。近年ではお祭り期間中に胸をさらけ出す人が、警察によって取り締まられています。

◆世界三大観覧車


01:シンガポール・フライヤー(シンガポール)
黒川紀章氏が設計に携わった、世界で最も大きい観覧車で最高到達点165mの高さを誇り、直径150mで一周に約30分かかります。シンガポールは小さな国ながら、観光名所が多くあります。

02:ハイ・ローラー(ラスベガス)
2014年の開業に向けインペリアルパレスホテル裏に建設中で完成すれば最高到達点167.6m・直径160mで世界最大。ハイローラーとは多額の賭け金をギャンブルに使う人の意味。

03:ロンドン・アイ(イギリス)
テムズ川沿いに建つ反時計回りの観覧車で最高到達点135m・直径122m。食事やパーティーを楽しむプランも。現在はイギリスの総合エネルギー企業EDF Energyが3年間のスポンサー契約を結んだために名称がEDF Energy ロンドン・アイになっています。

世界一周旅行をする人が増えていますが、行きたい場所のリストにこれらの場所をいれてもおもしろいかもしれません。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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