試食

できたてドーナツが深夜0時に食べられる「DOUGHNUTPLANT 吉祥寺店兼セントラルキッチン」に行ってきました


夜更かししてお腹がすいたり、映画でおいしそうな食事シーンを見てしまったりで、夜中に急に甘いものが食べたくなってしまうことがありますが、深夜に開いているのはコンビニ・ファミレス・飲み屋といったお店で、「できたてのものを軽く食べたい」という時には悩んでしまいます。しかし、パン屋さんやお菓子屋さんがとっくに閉店した深夜という時間帯にオープンするドーナツ屋さんが存在するということで、実際に行ってみました。

吉祥寺店兼セントラルキッチン | DOUGHNUTPLANT
http://www.doughnutplant.jp/shop/%E5%90%89%E7%A5%A5%E5%AF%BA%E5%BA%97%E5%85%BC%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3.html

これが24時から営業するドーナツ屋さん「DOUGHNUTPLANT 吉祥寺店兼セントラルキッチン」。開店1時間前である23時に到着しました。


お店は住宅街の中。


一見閉店後のお店のようですが、貼り紙には「近隣のご迷惑になりますので、お静かにお待ちいただけますようお願いします」という言葉。列の並び方が図解されています。


初めは人がおらず「本当に開店するのだろうか……」と不安だったのですが、開店15分前になると急に人が集まりだし、あっという間に行列ができました。


深夜0時、お店の前にライトが灯り、シャッターが半分開きます。


小さな店内はあっという間に人でいっぱいになってしまいました。


1人ずつ、ディスプレイされたドーナツを見て注文を始めます。


ドーナツは全部で5種類あります。なお、この時は4種類だけが棚に並んでおり、「オーガニックシュガー」はまだ厨房の中。


さらに、カウンターの上には豆乳ドーナッツ白パンという、豆乳とドーナツ生地で焼き上げたパンがありました。


カウンターの横にはできたてのドーナツが並びます。


つやつやとコーティングされたドーナツに、深夜の食欲が膨らみます。


ということで、無事ドーナツをゲットし、お店の外へ。イートインスペースなどはないので、ドーナツは外で食べるか持ち帰る必要があります。


お店の外には待ち人がずらり。


商品をもらう際に「オーガニックシュガーはまだ温かいので、早めに食べてください」と言われたので、待ちきれずお店の外でドーナツを取り出しました。


さっそくパクリとかぶりつきます。熱々ではないのですが、ほのかに温かいできたてドーナツは柔らかく、しかしモチっとした食感もアリ。オーガニックシュガーは生地の回りにざらめがまぶしてあり、シンプルで素朴な味わい。ふわっとした生地なのですが軽すぎず、食べ応えもしっかりあります。


開店直後にドーナツを購入したものの、温かいドーナツはオーガニックシュガーのみで、コーティングが行われているその他のドーナツは製造過程で冷めてしまうようです。ということで、その他のドーナツはお持ち帰りして食べてみました。まずはバニラビーンズ(税込280円)。


見た目はグレーズド・ドーナツなのですが、バニラビーンズの甘い香りが鼻をかすめます。砂糖をまぶしただけのオーガニックシュガーとは違い、飴状のコーティングがされているので、甘さはわりと強め。こちらもシンプルでモチモチしたドーナツ生地のおいしさが味わえます。


カフェラテ(税込300円)


ドーナツ全体がカフェラテのクリームでコーティングしてあります。


クリームは包み紙に移ってしまうほど、たっぷり。


全体がカフェオレ風にシュガーコーティングされているため甘みは強め。砂糖の甘さが勝っているため「ほろ苦い」とまではいかないのですが、豆をひいた時の炭っぽい香りがあり、確かに「ミルクコーヒー」というより「カフェラテ」味でした。


続いて豆乳ココナッツ(税込290円)


こちらもたっぷりシュガーコーティング。


豆乳感は強くなく、言われなければ気づかずに食べてしまえそうな感じ。ココナッツミルクがたっぷり使ってあり、ドーナツを噛むとココナッツ独特の甘さがふわっと口の中に広がっていくので、ココナッツ好きにはたまりません。


果肉もまぶしてあるので、シャキシャキしたココナッツの歯ごたえも楽しめます。


ヴァローナチョコレート(税込280円)はフランスValrhona社のカカオマスとココアパウダーを使用したドーナツ。


こちらもドーナツ全体がどっぷりコーティングされていますが、コーティングにはチョコレートではなく、カカオマス・ココアパウダーが使われた飴のようなものが使用されています。


こちらもしっかりした甘さがあるので、「コーヒーが欲しい!」と思ってしまう感じ。チョコレートでコーティングされていると思って食べると、「あれ?」と疑問符を浮かべてしまうのですが、ココアパウダーのコクとカカオマスの風味はしっかりしており、チョコレート風味のドーナツとしておいしく食べられます。


ドーナツ生地を揚げるのではなく焼いた豆乳ドーナッツ白パンは税込240円。


手で生地を押してみるとふわっとした感触があるのですが、食べると想像以上にもっちりどっしりした食感で、小麦粉と豆乳の自然な甘さがあり、「甘いものが食べたい」という時よりも朝食などにもってこいな食事パンとなっていました。何もつけずにそのまま食べてもおいしいのですが、野菜などを挟んでサンドイッチとして食べてもよさそうです。


ということで、「揚げたて熱々のドーナツが食べられる」というわけではないのですが、「できたてのドーナツが深夜という時間帯にゲットできる」ドーナツ屋さんになっており、夜中に暴走する食欲を沈めたり、夜中の読書や映画鑑賞のお供とすることも可能。できるだけできたてが味わいたい、というときは「オーガニックシュガー」を注文するのがオススメで、製造過程で冷まされたドーナツとは違う柔らかい食感と素朴な味わいが楽しめるようになっていました。

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in 試食,   ピックアップ, Posted by darkhorse_log

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