【世界一周前半まとめ】ブラジルから2万4000km移動してインドに着いた

移動は旅の醍醐味ではありますが、ブラジルから日本を経由しインドへと向かうと総移動距離は2万4220km、かかった時間は52時間……。その間に思い出されたのは世界一周の前半に体験した数々の出来事でした。
こんにちは!世界新聞特命記者の清谷啓仁です。世界一周中のわたくし、現在インドの首都ニューデリーにいます。イ、インド!?1ヶ月前まではブラジルのサンパウロにいたのですが、実は日本へ一時帰国し、10日間の休息を挟んでインドへと再び旅立ったわけです。
1ヶ月前……。荷物をまとめて一時帰国の準備完了。

サンパウロ(ブラジル)→メキシコシティ(メキシコ)→東京(日本)→ニューデリー(インド)の長旅です。移動経路を赤線で示しています。
より大きな地図で 旅のルート を表示
そもそも帰るつもりはなかったのですが、ブラジルから直接インドに行くのも、日本を経由してからインドに行くのも2万円ほどの差しかなかったので一時帰国を選びました。まぁ、11年ぶりに来日公演を果たすポール・マッカートニーのライブが見たかったというのが本音です(笑)
まずは、サンパウロ市内からバスに乗って空港に向かいます。価格は37レアル(約1600円)と距離の割に少し高め。

座席に机が設けられています。

1時間弱でグアルーリョス国際空港に到着です。


南半球随一のメガシティ、サンパウロの国際空港だけあって広々としています。

早速、キャリーカートを入手。バックバック15kg、サブバック3kg……こんな重いもの持ってウロウロなんてできません。たまに有料のときもありますが……。

出発便が並んでいます。僕が乗るのは下から3番目のアエロメヒコです。

30分ほど待って、チェックインの手続きへ。

チケットはサンパウロ→メキシコシティ→東京が約7万8000円と破格の値段。ちなみにチケットはskyscannerという航空券比較サイトで安いものを選んで購入しました。

出国ゲートを抜けると……

免税店が立ち並んでいます。

飛行機に乗るまでの2時間……7ヶ月の旅が頭に浮かんできます。
タコスが最高に美味しかったメキシコ


治安が心配だったニカラグア


運河を通過する巨大な船に驚いたパナマ

強盗さんにカバンを裂かれ、iPhoneを盗られて悲しかったエクアドル

赤レンガが印象的なコロンビア


楽しかったなぁ……。
そうこうしているうちに、いよいよ搭乗手続きです。


ガラス越しに見える飛行機。これに乗って行きます。

飛行機に乗ること9時間……ひとまずメキシコに到着です。

足早にチェックインをして……

日本行きのチケットをゲット

帰る実感が高まってきました。

次の飛行機までの乗り継ぎ時間は、なんと15時間半……。
仕方がないので、ご飯を食べてパソコン作業に没頭していました。サンドイッチが25ペソ(約200円)、久々のメキシカンに感動です。

と、そのとき!!
グアテマラで記事を書いた「スパニッシモ」の吉川恭平さんと偶然遭遇!吉川さんはグアテマラからメキシコを経由してアメリカに出張へ行く途中とのことでした。旅人界隈では、ワールドワイドな引き寄せが不思議と起こるんです(笑)。

せっかくなので記念撮影を。

待ちに待って、ようやくフライトの時間がやってきました。
一緒に日本に帰る同志たちです。

次に陸を踏むのは日本!

日本へのフライトは18時間……映画3~4本見ました。

機内食が何回出てきたのか、もはや覚えていません。


さすがに長い……。

あともう少し……。

日本が見えてきました!

帰ってきたよぉぉぉー!!


日本で最初に行ったのは蕎麦屋さん。ここ2~3ヶ月ずっと食べたかったんです……。

なんだかんだ日本のビールが最高!

10日間ゆっくりした後、インドを目指します。大阪→ニューデリーのフライトが約3万3000円と妥当な値段。


9時間半後、インドに到着。



新しい旅が始まります



文・取材:清谷啓仁
http://kiyotani.com
監修:世界新聞
http://sekaishinbun.net

・関連記事
話題の格安航空会社(LCC)ジェットスター・ジャパンを利用して安価で東京まで移動してみた - GIGAZINE
ダイバート(目的地外着陸)するエアチャイナの飛行機に乗り合わせてしまったので一部始終を記録してみた - GIGAZINE
リアルタイムで航空機がどこを飛んでいるのか地図上で分かるフライトレーダー - GIGAZINE
・関連コンテンツ