取材

ホンダのパーソナルモビリティ「UNI-CUB β」は先着限定で試乗が可能


東京モーターショー2013のホンダブースでは、乗用車やバイク以外にもホンダのロボット技術を生かした「UNI-CUB β」という乗り物が実演展示されています。ショー開催中は先着限定で試乗も可能となっているということなので、一足先に試乗してきました。

Honda|Honda Robotics|What's New|人との親和性を向上させた「UNI-CUB β」を発表
http://www.honda.co.jp/robotics/whatsnew/20131114/index.html

デモンストレーションの様子がこちら。進みたい方向に少し体を傾けて体重移動をするだけで動き出します。

ホンダ・パーソナルモビリティ「UNI-CUB β」@東京モーターショー2013


こちらがUNI-CUB βの本体。内蔵されているコンピューターでバランスを制御する技術と全方位駆動車輪で、バックを除くあらゆる方向へと動くことが可能になっています。


本体後ろ側には補助となる車輪が配置され、旋回時の補助をおこなっているそうです。


停止時にはスタンドとして使用する両足ステップ


シートの背面のパーキングレバーを解除するとスタンドが回転し、ステップとして使えるようになります。


見事にUNI-CUB βを乗りこなすコンパニオンさん。最初は少しだけ慣れが必要ですが、すぐに乗りこなせるようになるそうです。車体の制御技術には、ホンダの人型ロボット「ASIMO」の技術が反映されています。


乗車してみると、最初は少し戸惑ってしまうものの、1分もすれば操作に慣れてきました。「前に行こう」と思うことでヒトの体は少しだけ前傾するようになっており、その動きを感知したコンピューターがバランスをとることで本体が前に進みます。5分もすると、自由にコーナリングしながら8の字走行することもできました。

モーターショー期間中は連日試乗イベントを行っていますが、先着順での受付となっています。目安では1日で50~60名程度の試乗枠だとのことなので、試乗したい人は朝一番にブースに行く必要がありそうです。

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in レビュー,   取材,   乗り物,   動画, Posted by darkhorse_log

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