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スマホアプリのレビューを分析し評判の推移がグラフでわかったり変わった切り口でランキング確認もできたりする「SensorTower」


スマートフォンにアプリをインストールしてしばらく使ってみると「ゲームを進めていくと、課金が必要なことがわかった!」とか「以前は評判よかったのに、自分が入れたものはあまり良くない……」など予想していなかったことに遭遇した人もいるはず。事前にApp StoreやGoogle Playの画面でレビューを確認しても、イマイチ全貌を把握するのは難しいものですが、そんな悩みを解決してくれるのが「SensorTower」です。

SensorTower - Mobile SEO and Keyword Optimization for iPhone and iPad iPhone & iPad iTunes App Store Keyword Tracking
https://sensortower.com/

本来は開発者が検索キーワードによるSEO対策を行うためのツールとして利用するサイトなのですが、各アプリの分析ツールが優れており、以下のような詳細内容を閲覧することが可能になっています。

ホームページ上部の「Leaderboards」をクリックすると、アプリごとの「バリュー」をスコア化してランキングする「スコアボード」が表示されます。


こちらがスコアボード画面で、アプリのバリューを金額に換算したものが表示されています。トップのFacebookアプリは約47億3723万ドル(約4666億円)相当のバリューがあると算定されています。さらにこのFacebookアプリをクリックすると……


さらに詳細な内容を確認することが可能。上部に表示されている緑とオレンジのグラフは、App Storeに寄せられたレビューの評価を表したもので、「☆」の数によって色分けがされているようです。


グラフ上にカーソルを移動させると内訳を表示することも可能です。


右上の検索フォームにアプリ名を入力することで、希望のアプリのバリューを確認することも可能。ここでも「Evernote」を入れてみましょう。フォーム横の国名を選択することで絞り込むことも可能です。


Evernoteの詳細画面が表示されました。それまで高評価が多かったレビューが、9月中ごろを境になぜか一転して悪い評価に変化している様子を見ることもできます。


次に、ページ上部の「Ranking」をクリックして、各種ランキングを表示させてみましょう。ここでは「iOS版カテゴリー別」「Android版カテゴリー別」「iOS版バリュー(上記のスコアボードと同じ画面)」そして「iOS版パブリッシャー別」のランキングを表示できます。


「iOS版カテゴリー別」を表示させると、このような画面になります。左から無料版、有料版、有料版のランキングが表示されています。なお「Android版カテゴリー別」も基本的に同じ内容になっています。


セルの左上に緑色の三角があるアプリは、アプリ内課金(In-App)があるものを示しています。


画面左側にある日付、国別、アプリ内課金の有無、価格、対応デバイス、ジャンルのパラメーターを設定することで、それぞれに応じた絞り込みも可能になっています。


欲しいアプリの評価の推移やアプリ内課金の有無で絞り込めるので、新しいアプリを探したりインストール前の下調べ、トレンドの確認の際に覚えておくと便利なはずです。

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in メモ,   ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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