レビュー

あっという間に設営可能なテント「Quechua 2 Seconds III」を使ってみました


キャンプの時テントに不慣れな人が設営するとうまくいかず、遊びの時間を消費してしまうだけでなくテントが設営できないばかりにケンカに発展してしまうこともあります。そんな時に便利なのが、極限まで設営時間を削減できるQuechuaのテント「2 Seconds」で、誰でもあっという間にテントをはることができるとのことなので、実際に使ってどんなものなのか確かめてみました。

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http://www.decathlon.co.uk/2-seconds-iii-pop-up-tent-dark-grey-red-id_8172734.html#avantages

これがケシュアのポップアップテント、2 Seconds III。


収納時の大きさは成人男性が持ってこのくらい。


コンパクトではありませんが、肩から下げて移動させることが可能です。


ということで、テント本体をカバーから取り出してみました。


本体はベルトで固定してあります。


このベルトを取り外すとすぐにポンっと飛び出してしまう仕様なので、ベルトを外す時はテント本体を抑えながら取り外します。


ケシュアのポップアップテントは2秒で設営可能なのか?ということで、テントを実際に設営してみました。

あっという間に完成するQuechuaのポップアップテントを使ってみた - YouTube


2秒は無理でしたが、大体10~15秒で設営完了。本当にあっという間です。


後ろ姿はこんな感じ。


ナナメ後ろの角度から。


テントには「Quechua」の文字。


そのままでもOKなのですが、風が強い日などはハンマーを使ってテントをペグで固定します。


なお、反対にテントを収納する時はテントを畳んで……


巨大な丸型の状態にします。


上から力を入れてテントをねじります。「折れるのではないか?」とちょっと不安になりますが、思い切り力を入れてもテントが壊れてしまうことはありませんでした。


さらに半分に折って……


ぺたん。


ベルトでしっかり留めたら完了。


再び袋に収納します。設営に比べると収納は少しコツが入りますが、慣れてしまえば約1分ほどで収納も可能でした。


ケシュアのポップアップテントは十数秒で設営が可能だったわけですが、テント初心者が一般のテントを設営するとどれくらい時間がかかるのか?ということで、実験してみます。用意したのは比較的設営が簡単なドーム型テント。


中にはインナーテント・フライシート・ポール・ペグが入っていました。


それでは、設営開始。


まず、地面にインナーテントを広げます。


ポールを袋から取り出し……


一本の棒状に。


ポールをインナーテントのスリープに通していきます。


さらにもう一方のポールもスリープに通します。


ポールの片側をインナーテントのフックに挿して……


フックを挿していない側のポールを持ち上げるようにして、テントを立ち上げます。


テントの完成。


フライシートもかけてみました。


これで完成までにかかった時間は10分20秒。手慣れた人であればもっと短縮も可能ですが、テント初心者が設営した場合、ポップアップテントとドーム型テントの設営時間は15秒・10分20秒と約40倍の差が出る結果となりました。


ポップアップテントの使い心地はいかなるものか?ということで、2013年PL花火芸術の観覧席で使ってみました。


テントの中はこんな感じ。


3人用なので、中は広々。大の大人がごろごろと寝転ぶことができるサイズです。


テントの中から外を見た様子。


入り口にカーテンのようなものを発見。


ポップアップテントはフライシートとインナーテントが一体化したデザインになっているのですが、インナーテントだけをジッパーでしめることも可能です。


もちろんフライシートごとをしめることもできます。


なお、この日の気温は38度、湿度は40%でした。


テントの中の気温は同じく38度、湿度は35%ととなっていたので、灼熱の真昼にテントの中ですずむことは難しそうですが、キャンプなどの拠点としては役目を果たしそうです。


なお、価格は65ポンド(約9900円)。あっという間に設営できて収納も簡単なので、ちょっとしたキャンプやテント初心者にぴったりのアイテムになっていました。

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in レビュー,   動画, Posted by darkhorse_log

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