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現代の高校生は半数以上がスマートフォンを所有、初めて持ったのは平均13.9歳

By Shinichi Higashi

いまや、スマートフォン・携帯電話・タブレットといった携帯情報端末の数は日本国内だけで見ても総人口よりも多いほど。その中で、スマートフォンの普及率は2013年第1四半期時点で25%となっていますが、高校生に限ると普及率は55%に達していることが、リクルートの調査で判明しています。

高校生のWEB利用状況の実態把握調査 : 調査報告 : リクルート進学総研


調査は2013年6月28日から7月1日の間に、全国の高校生800人を対象としてインターネット上で実施されたもの。調査の結果、スマートフォンの保有率は調査が始まった2011年には14.9%でしたが、2013年にはその3.7倍の55.0%に伸びていました。一方、スマートフォンではない携帯電話(フィーチャーフォン)の所有率は46.4%で、初めてシェアが逆転しています。なお、スマートフォンと携帯電話の保有率を合計すると101.4%と100%を越えており、一部の人は2台持ちをしているようです。


利用目的としては、「メール」「電話・チャット」「調べもの・情報収集」「動画鑑賞」「コミュニティサイトへの参加」などがいずれも高い数値を示し、多種多様な使われ方をしていることがわかります。


一日のシーン別の使われ方でも、PCや携帯電話と比較してスマートフォンは一貫して高い値になっており、「ほぼ一日中スマートフォンを触っている」という人が珍しくない状態。


SNSの利用状況では、2012年は圏外だった「LINE」が突然1位(52.8%)に飛び込んできており、以下「twitter(50.4%)」、「Facebook(27.0%)」が続きます。それ以外にも、「mixi」の急落ぶり(-25.5%)がわかります。


SNSの利用目的では「友人・知人とのコミュニケーションツール」や「情報収集」が上位に入っていますが、同じ比率で「暇つぶし」が上位に食い込んでいます。


携帯電話キャリア各社はスマートフォンの拡大に力を入れており、今後もどんどんと所有率は上がるとみられます。しかし、上記調査にあるように「スマートフォン漬け」状態の人もいるので、便利なだけではないということは頭に置いておきたいところです。

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in モバイル,   ネットサービス,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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