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気軽プランと贅沢プラン、2つのプランで宇宙旅行をシミュレートした「2013年 宇宙の旅」


「宇宙旅行」というと数十年前は物語の世界でしたが、宇宙技術の開発により実際に一般人による旅行も増えてきています。そこで、もし本当に宇宙旅行に参加するとしたら費用はどれくらいで、どんなプランになるのか?ということを旅行口コミサイトのトリップアドバイザーが図示したのが「2013年 宇宙の旅」です。

2013年 宇宙の旅 トリップアドバイザーのインフォグラフィックスで世界の旅が見える
http://tg.tripadvisor.jp/space/


宇宙旅行のプランはお手軽な「約2時間の旅」と本格的な「約10日間の旅」の2種類があります。


まず、約2時間の旅のプランを見てみます。費用は1人2000万円、3日間の訓練プログラムの参加費用も含まれますが、現地までの旅費や保険料は別料金です。なお、離陸はアメリカニューメキシコ州のスペースポートアメリカ。


離陸時は与圧服を着用の上、ビジネスジェット並の広いキャビンとリクライニングシートでリラックスして下さい、とのこと。


離陸から45分、高度は10km以上になり、スペースシップツーが母機ホワイトナイトツーから分離。ロケットエンジンが噴射し、乗客は3.5のGフォースを受けます。


約1分半後、宇宙空間に突入。高度は100kmになり、宇宙空間に突入した瞬間、轟音が消え、無限の静寂に包まれます。


そして約4分間の宇宙旅行。2000万円かけて4分間の宇宙旅行を楽しむという、かなり贅沢なプランになっているようです。


そして4分後、再び大気圏に突入。この時乗客に約6Gの重力加速度がかかります。なお、過去に富士急ハイランドにあったムーンサルト・スクランブルの重力加速度は6.5Gとされていました。


そしてグライダー飛行で地上へ。2時間後、無事着陸するというわけです。


続いて「贅沢な宇宙の休日約10日間」。費用は1人25~35億円で、訓練プログラムは6カ月、こちらも訓練への参加費用は含まれますが現地までの旅費や保険料は別。打ち上げ地はカザフスタンのバイコヌール宇宙基地です。


打ち上げ2時間半前に搭乗が開始。2時間前には宇宙服着用の上、機内に入る必要があります。


高度50kmで第1ロケットの切り離し。その後、毎秒1500mで上昇します。


2分40秒後、高度100km地点を突破します。大気圏上層部でペイロードフェアリングを分離し、宇宙空間へ。


4分58秒後、第2ロケットを切り離し、第3ロケットを点火。高度は180kmに達し、毎秒6000mで進んでいきます。


高度200kmを越えたところで第3ロケットが切り離され、アンテナとソーラーパネルを展開。ここから操縦はモスクワのミッションコントロールセンターに切り替わります。


9分43秒後、高度350kmに到達。地球周回軌道へ。


そして6時間後、国際宇宙ステーションにドッキングし、約10日のステイが始まります。オプションで宇宙遊泳も楽しめるとのこと。そして10日後、地球への帰路につきます。


出発から2時間29分後、まずは軌道飛行を離れるためエンジンを噴射します。


2時間57分後、モジュールの分離を行います。


3時間後、大気圏に再突入。なお、大気圏に再突入する間に帰還船以外の軌道船や機械船は燃え尽きてしまいます。緊張の瞬間ですが、安心して再突入を満喫して下さい、とのこと。


3時間と8分後、パラシュートが展開されました。


そして国際宇宙ステーション出発から3時間23分後、着陸。無重力の宇宙から戻って来ると体が重く歩くのが困難なこともありますが、少しずつ重力に慣れていけばOK。


ということで、約4分間のために2000万円を払うにしても、10日間のために25億円を払うにしても、簡単には手が出せないかなり贅沢な旅行になっています。なお、現在往復で4年以上かかる火星ヘの道のりを30日に短縮する核融合エンジンも新たに開発されており、もっと身近に、安価で、宇宙旅行ができる日がやってくる可能性もありそうです。

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in メモ, Posted by logq_fa

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