メモ

NASAによる「小惑星捕獲計画」の全貌を映したムービーが公開


4月10日に2014年会計年度の予算編成方針を示す「予算教書」がアメリカで提出されましたが、その中にNASAによる総額約100億円のプロジェクト「小惑星捕獲計画」が含まれています。これはその名の通り小惑星を捕獲し、月の周回軌道に乗せて採掘作業などを行うというものですが、その計画のシミュレーションがNASAによってYouTubeにアップされています。

NASA - NASA's Asteroid Initiative Benefits From Rich History
http://www.nasa.gov/mission_pages/asteroids/news/asteroid_initiative.html

NASA - NASA Administrator Bolden's Statement on the NASA FY 2014 Budget Request
http://www.nasa.gov/home/hqnews/2013/apr/HQ_13-104_Bolden_FY14_Budget_Statement.html

roll out budget(PDF)
http://www.nasa.gov/pdf/740427main_NASAFY2014SummaryBriefFinal.pdf

NASAによる小惑星捕獲計画の全貌は以下のムービーから見ることができます。

NASA Announces Asteroid Identification, Capture and Sampling Initiative - YouTube


まず、比較的地球に近い位置にある小惑星を見つけ出します。目標となる小惑星は未定ですが、直径5~10mで、重さ500tほどのものになる予定。


無人探査機が小惑星を包み込み……


しっかりと確保します。この探査機はハイパワーのソーラーシステムで動くため、探査機の開発を進めれば既存のソーラーシステムを飛躍的に向上させることができるとしてます。


小惑星を地球の近くまで運び……


月の周回軌道に乗せます。


一方、地上からはロケットが発射されます。


この時、NASAの新型宇宙船「オリオン」が使用されるとのこと。


送り込まれた宇宙飛行士たちによって採掘作業が行われ、小惑星の一部は地球に送られます。また、この計画によって地球と衝突する小惑星の進路を変える方法も研究されるようです。


太陽エネルギーを使った電気技術の推進は将来的なエネルギー源として必須。また、この計画によってより軽量で動きやすい宇宙服の開発がなされ、2030年に火星に人間を送り込む計画の助けにもなるということで、2014年度の米国予算教書には小惑星捕獲計画のための資金1億500万ドル(約105億円)が計上されました。なお計画全体の予算は26億ドル(約2600億円)となっています。計画は2017年頃に開始され、2025年までには宇宙飛行士が小惑星へ送りこまれる予定です。

By nasa hq photo

・関連記事
ロシアに墜落して激突した隕石のとんでもない瞬間を撮影したムービーまとめ - GIGAZINE
s
地球上にこれまで落ちた隕石の場所がわかる地図「meteoritessize」 - GIGAZINE

「宇宙人に狙われている男」の家にまたしても隕石が落下、なんとこれで6回目に - GIGAZINE

NASAの新型宇宙船「オリオン」のテスト飛行が2014年9月に行われることに - GIGAZINE

マヤ暦の2012年12月21日地球滅亡説についてNASAが解説をしたムービーを発表 - GIGAZINE

NASAとアメリカ国防総省が共同開発する巨大な飛行船「Aeroscraft」 - GIGAZINE

アポロ計画で使用されたエンジンをAmazonのCEOが深海からサルベージ - GIGAZINE

in 動画,   メモ, Posted by logq_fa