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スニーカー文庫やファンタジア文庫の名作を復刊、カバー新規描き下ろしも


6月1日からアニメイト全国106店舗で実施される「アニメイトブックフェア」の中の特別企画として、角川スニーカー文庫や富士見ファンタジア文庫の往年の名作を復刊する企画を角川グループホールディングスが実施することになりました。

名作ライトノベルが復活!アニメイトグループと「復刊プロジェクト」を推進
(PDFファイル)http://www.kadokawa-hd.co.jp/topics/20130410_FKkc.pdf

企画の第1弾は角川スニーカー文庫作品が4点、富士見ファンタジア文庫作品が7点。

まず、6月1日に刊行されるのは「カウボーイビバップ The Wild Man Blues」(初版1999年3月)。1998年4月から6月にテレビ東京系列で放送されたテレビアニメをもとにしたノベライズで、本編中のエピソードではなく、アイン(犬)がキーとなっているオリジナルエピソード。執筆担当は脚本家の横手美智子さん。


同じく6月1日刊行なのが「魔神英雄伝ワタル 虎王伝説 (1)」(初版1990年2月)。3度のテレビアニメ化やゲーム化、玩具展開などが行われ、メインターゲットである男の子だけではなく女性ファンにも人気だった作品。小説は本編の総監督である井内秀治さんが担当しています。


6月20日には「ギャラクシーエンジェル」(初版2002年11月)と「ギャラクシーエンジェルEX」(初版2003年7月)が刊行されます。ゲームとアニメでのメディアミックス展開が行われた作品で、「ロードス島戦記」の作者である水野良さんが総監修を務めており、この小説も水野さんが執筆したもの。アニメはかなりギャグ寄りでしたが、この小説はゲームに近い雰囲気。


7月1日は「魔神英雄伝ワタル 虎王伝説 (2)」(初版1990年4月)、「魔神英雄伝ワタル 虎王伝説 (3)」(初版1990年9月)の2冊が刊行されます。

7月20日には実写化プロジェクトがスタートした「機動警察パトレイバー」の小説、「機動警察パトレイバー 風速40メートル」(初版1990年10月)を刊行。ゆうきまさみさんらによるメディアミックスプロジェクトとして知られており、小説執筆は伊藤和典さんが担当。カバーイラストは高田明美さんが描いており、今回の刊行では第5巻まで新規描き下ろしイラストが用いられます。


パトレイバーの残りは、8月20日に「機動警察パトレイバー (2) シンタックス・エラー」(初版1992年3月)、「機動警察パトレイバー (3) サード・ミッション」(初版1992年9月)、9月20日に「機動警察パトレイバー (4) ブラック・ジャック(前編)」(初版1993年7月)、「機動警察パトレイバー (5) ブラック・ジャック(後編)」(初版1993年10月)が刊行されます。2巻から5巻の執筆は横手美智子さんが担当。

復刊の狙いは、作品はCS放送などでの再放送も行われていることで幅広い層に届いている一方で書籍が手に入らないという状況があり、これを打破するためにラノベ市場で大きなシェアを持っているアニメイトグループと販売契約を締結することになったというもの。アニメイトブックフェアをきっかけとしてスタートし、フェア以降も隠れた名作を掘り起こしていく予定だとのこと。

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in メモ, Posted by logc_nt

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