ハードウェア

スマホで20分の通話を可能にする全長約3cmの世界最小充電器「Fuel Micro Charger」


うっかり外出中にスマートフォンの充電がなくなってしまった時でも数回の通話・メール・GPSとマップを使用可能にし、無事に帰宅できるようにしてくれる世界最小の充電器が「Fuel Micro Charger」です。

Devotec - Fuel
http://devotecindustries.com/fuel

Fuelの詳細は以下のムービーから見ることができます。

Devotec Fuel Micro Charger, The World's Smallest Cell Phone Charger on Vimeo


Fuelは3.3cm×2.3cm×1.5cmという世界最小サイズのスマートフォン充電器。


非常に小さいため、普段からキーホルダーとして持ち運べます。


中はこんな感じ。充電式のリチウムイオン電池を使用し、バッテリー容量は220mAh。


こちらが開発を行ったAlexさん。


どの機種で使用するかにもよりますが、バッテリーは20~30分の通話に耐えられ、数時間はスタンバイしていられるとのこと。また、保護回路モジュール(PCM)も備え付けられており、バッテリーの過充電・過放電・過電流を制御します。


柔軟性のあるフレキシブルプリント基板を利用することでコンポーネントのサイズを縮小、コンパクトなサイズの充電器を実現したというわけです。


側面には赤・緑・青と3つのLEDライトがあり、電源が入っているかどうかや充電状況を知らせてくれます。


iPhoneを除いて充電は一般的にmicroUSB端子で行うことが多いということで、充電器にはmicroUSB端子が使用されています。


使用時にはトップにある黒いキャップをはずします。


本体底面にはmicroUSBポートの姿。Fuelへの充電は付属のケーブルや市販のmicroUSBコンセントが使用でき、充電は最低でも500回は可能。


様々なデザインが練られ、最終的にはこの灯油缶っぽい形に落ち着いたようです。


Fuelは現在商品化のため出資を募集している最中なのですが、目標額2万ドル(約190万円)のところ既に5万2421ドル(約490万円)を集めており、商品化は確実。20ドル(約1900円)の出資でFuelが1個ゲット可能で、22ドル(約2100円)の出資で現在開発中であるiPhone 5用のFuelの購入リストに名前を記載させることができます。なお、日本からの注文の場合は送料として別途3ドル(約280円)が必要になるので注意が必要。

Fuel: The world's smallest cell phone charger by Devotec Industries — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/devotecindustries/fuel-the-worlds-smallest-cell-phone-charger


締切は日本時間で4月20日午前2時25分です。

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in モバイル,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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