歌手が台座に固定されて歌いつつぐりぐり傾けられるミュージックパフォーマンス「Pendulum Choir」
9人の歌手を1人ずつ油圧ジャッキ付きの台座に固定、音楽に合わせてまるで楽器のように角度を変えていくというミュージックパフォーマンス「Pendulum Choir」が、第16回文化庁メディア芸術祭のアート部門で大賞を受賞しました。
Pendulum Choir - YouTube
後ろに傾いた状態で固定されている9人の歌手
歌が始まると、ゆっくりと3人の台座が手前に傾いてきました。
歌手というとステージ上に立って歌っている姿が一般的ですが、彼らは直立姿勢で台座に固定されており、音楽を奏でる楽器の1つと化しているかのよう。
さらに音楽に合わせるように台座はぐりぐりと動いていきます。
この作品は第16回文化庁メディア芸術祭のアート部門で大賞を受賞しました。
文化庁メディア芸術祭にはアート、エンターテインメント、アニメ、マンガの4部門があります。
会場を入ってすぐのところで流れているのがこのアート。
撮影場所はスイスの古い電気工場だそうです。
油圧ジャッキはランダムで動いているわけではなく、曲に合わせてちゃんと動いています。
アートを制作したCod.Act(Michel DÉECOSTERD/André DÉCOSTERD)さん
なお、文化庁メディア芸術祭は2月13日から24日まで、国立新美術館をメイン会場として受賞作品の展示を行っています。
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