名刺に心理学的な効果を反映させるデザインのポイントまとめ

By Michael Kappel

名刺と一口にいってもそのデザインは千差万別。似たような「白地に黒文字」の名刺であっても、縦書きか横書きかというだけでもイメージは変わってきます。心理学的な見地から、名刺をデザインするときにどうすれば効果的なのかということを、Uprinting blogがまとめています。

The Psychology of Business Cards | UPrinting Blog
http://blog.uprinting.com/the-psychology-of-business-cards/



◆フォントの選択
一般的な文章(英文)だと、タイトルや見出しにはsans-serif(サンセリフ)のフォントが、本文にはserif(セリフ)のフォントが使われます。serifとは文字の端にある小さな飾りのことで、sans-serifにはその飾りがありません。では、名刺の場合はどう選べばいいのか

By tarrytown

少なくとも「何種類ものフォントを使う」という発想は捨てる必要があります。必要以上に字体が異なっていると散らかって見えるので、名刺をもらった人が悪印象を抱いてしまうためです。使うなら1つか、多くても2つまでが適当なようです。

次に、名刺デザインのゴール地点を考えていきます。これは、名刺を渡すことで相手にどういったイメージを伝えたいのかということです。楽しそうなのか、精力的なのか、緊張してカリカリしているのか、伝えたい内容によって、フォントは変わってきます。一例として、「YouTube」という文字列を3種類のフォントで表記するとこんな感じでイメージが変わります。


◆空間
「これを使いたい」というフォントを選んだら、可読性をチェックしてください。可読性というのはフォント自体が読みやすいかどうかもありますが、字間・単語間・行間といった「間隔」が重要です。適切な間隔で書かれているテキストは、情報が頭にすっと入ってきます。

By Ronald Heft

「間隔」と同時に大事になってくるのが「余白」。デザインしていくと、多くの部分に余白が生まれるはずです。このスペースは「埋めるべきスペース」という意味ではありません。むしろ、埋めてしまうと受け取り手は「どこを見ればいいの?」と混乱してしまうだけ。また、埋まっていると安っぽく見えてしまうため、いかに多くの余白をもうけるかということが洗練されたイメージに繋がっていきます。

By JOE-3PO

また、余白の配置をうまく計算することで、テキストやイメージを引き立ててくれるという効果も期待できます。

◆色
名刺のイメージを最終的に決定づけるのは色です。

まずは、自分のロゴ(会社であれば会社のロゴマーク、個人であれば自分を表すロゴ)の色を基準にして考えていきます。ロゴが複数色でできている場合は、イメージを表現している顕著な色を選びます。色の持っているイメージは以下のようなもの。

赤:愛、パワー、危険
黄:知性、警告、臆病さ
青:平穏、信頼、誠実さ
オレンジ:創造性、革新、思考
緑:お金、成長、生命

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色の力によって既存のイメージを塗り替えてしまうこともできます。しかし、色には上記のようなイメージがあるので、なぜその色を選ぶのかということはよく考える必要があります。

会社で統一のデザインがある場合はなかなかこういった考えを適用する機会がないかもしれませんが、自分で作る機会があるときには覚えておいて損はありません。

By Jeff McNeill

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in デザイン, Posted by logc_nt