レビュー

ペットボトルをリサイクルして雨水をためられる「Petal Drops」を使ってみた


使用済みのペットボトルに取り付けるだけで雨水を集めることができ、ベランダや庭の装飾としても利用可能なガーデニンググッズが「Petal Drops」です。

quirky - Petal Drops Rain Catcher
http://www.quirky.com/products/25-Petal-Drops-Rain-Catcher


◆フォトレビュー

外観は以下の通り。


製品のタグによれば「Petal Drops」は「花の形(flower-shaped)」とのことですが、実際には色が緑なので葉っぱのような印象。


トウモロコシ、タピオカ、小麦、ジャガイモから抽出した素材で作った樹脂で製造されているそうです。


成人男性の手の上に載せるとこんな感じ。


側面。


裏側。


中心の穴。


ペットボトルのフタを閉める要領でクルクルと回すだけで装着が可能。


一般的なサイズのペットボトルであれば、ほとんどのものに付けることができます。


中心に向かって雨水が流れ込む漏斗(ろうと)のような構造になっています。


空のペットボトルだとただのゴミにしか見えませんが、上に「Petal Drops」を付けただけで、なんとなくオシャレな外観になったような気がしなくもありません。


◆使ってみた

屋上にあるエアコンの室外機の上に設置。


ポタポタと落ちてきた雨水が少しずつ中心に向かって流れていきます。


3分ほど待ってみましたが、この時点ではほとんど水はたまっていません。


しばらく時間をおいて確認に行ったところ、本体が倒れていました。中身が空の状態ではかなり上部に重心が偏っているのでわずかな風などの影響で転倒してしまうようです。


というわけで、倒れてしまわないように屋上の柵にヒモで縛り付けてみました。なお、あらかじめ少し水を入れておいて重りにしたり、庭で使用する場合には土に少し埋めたりしても転倒防止に効果がありそうです。


約1週間、屋上に設置した後の結果は以下の通り。前日に雷を伴う激しい雨が降ったのでその分の水がたまっています。


実際に使用してみた結果としては、割と雨が多く降った日の後でもそれほどたくさんの水が集められる訳ではないので、それなりの量の雨水を集めるならかなり大量の「Petal Drops」が必要です。というわけで、実用性重視というよりは庭やベランダのデコレーションとして目的をメインにして活用しつつ、雨水は気長にためておくといった使い方に向く製品となっています。

quirky - Petal Drops Rain Catcher(5.25ドル/約420円)


この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
雨水を浄水して即座に飲める機能性レインコート「Raincatch」 - GIGAZINE

バナナの皮の意外な再利用法、重金属で汚染された水の浄水に使えることが明らかに - GIGAZINE

水道水をろ過して持ち歩けるスタイリッシュなボトル「bobble」 - GIGAZINE

雨の日の車窓風景をまるで写真のようにリアルに描いた絵画 - GIGAZINE

全国の雨の状況が1分ごとにリアルタイムで見られる「XバンドMPレーダ雨量情報」 - GIGAZINE

in レビュー,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.