メモ

15歳の女子大生・作家・詩人・ブロガーにして教育論まで提唱するLine Dalileさんのインタビューが圧巻


By TEDxAJMAN

12歳の時に自費出版で詩集「Typing Finger」を出版し、15歳でありながらホームスクールでロイヤルメルボルン工科大学の授業を受け、子どもの教育を改革すべく「子どもは非常にクリエイティブである」という考えに基づいてThe Huffington Postやその他のブログに寄稿し、空いた時間は絵を描くこととゴルフに費やすという、Line DalileさんのインタビューがDoersで公開されています。「成功とは、あなたが強く信じるものを追い求めること」や、「本能に従うことを恐れないで。『まだ若すぎる』とか『大変そう』とか、『うまくできないから』と絶対に思わないで」「すべてのアイデアは挫折と共に始まるんだから、人生がどんな困難を投げかけてきても、いい物語や絵を描いて。他のことはそれに付いてくる」という15歳とは思えぬ言葉が次々繰り出されるインタビューは以下かから。

Line Dalile, 15-year-old Author, Blogger and Advocate
http://doers.bz/interviews/line-dalile/

こちらがLine Dalileさん。


◆あなたのことと、あなたのやっていることを全部教えてくれますか?

私は15歳で、ホームスクールでロイヤルメルボルン工科大学の授業を取っています。ものを書くことに熱中していて、正直に言うと、私は書かれた言葉を通して世界を発見しているの。考えさせられることをするのが好きで、多くの時間をコーディングと、ものを書くこと、ゴルフに費やしているわ。


◆あなたの計画と、なぜその計画を始めたのかを教えてくれますか?

そうね、私は12歳の時に初めて詩集を出版したの。単純に、他の子と私の詩を分かち合いたかったから。二冊目の本(既に書き終えていて、もうすぐAmazonにアップされる予定)では、特に詩や物書きに関するコツを提示しているわ。小さい頃、私は友だちが読んだり書いたりするのが好きじゃないと聞いて、いくらか悲しかったから、自分の書いた本を通して子どもたちが読んだり書いたりすることの喜びを発見することができるようになればなって願っているの。イマジネーションの扉を開いて、夢見ていたことに仲間入りするのは別世界だから。


あと、最近は教育改革についても書き始めたわ。私は公立の学校と私立の学校に行って、今はホームスクールで学んでいて、長い経験があるから、自分が特に教育とつながりがあると思っているの。結局のところ学校の何がいらだつのかということについて、私は意見を分かち合いたいし、これは多くの子どもに関係しているわ。うまく行けば、教育の大改革に貢献できると思う。近い未来に始めたい計画もたくさんあるし。

◆たった15歳でどうやって大学のコースを乗り切っているのですか?

私がホームスクールで学び始めたのは12歳の時で、そのおかげで速度を上げて学ぶことができた。学校はあまりやりがいがなくて。家でカスタマイズして学べたおかげで、いくつかのステップをスキップして、情熱を燃やすことに集中し始められたの。14歳の時に大学のコースを取り出してからこれまでは、すごく面白くてやりがいがあったわ。

By betta design

◆そんなに若いのに、どうやって自分が作家や詩人になりたいって気づいたのですか?

私の子ども時代は、本に囲まれていたの。母は私がすごく小さい時に短い物語を読み聞かせだしたんだけど、すべての物語が私の中にある書くことや読むことに対する愛を点滅させたの。頭の中にあることが全てにわくわくして、想像力を使って作ったり書いたりし始めたというわけ。エドワード・ギボンも「地面に城を建てるより、空中に建てた方が楽しい」とかつて言っていたし。書くことは習慣になり始めたの。現実からの逃避であると同時に、書くことは現実や私の周りの世界で起こっていることを理解するための手助けだった。祖父も詩を書いていて、小さな頃にそれを読んで、自分自身で詩を書くことにさらに情熱を燃やしたわ。私はキャラクターを作る考えや、彼らを作る時間、そして書かれた言葉が集まって読めるようになる、誇り高い瞬間が好きなのよ。

◆お気に入りの詩を一つ教えて下さい

「Kindleは同じようには香らない」

かつて古い革表紙の本に手を伸ばすと
なつかしい昔の匂いがした
古くなって黄色くなったページのかびた匂いと行間に隠れた物語の香り
ページを破くように、本の匂いを瓶に閉じ込めることができたなら
新しい匂い、そして何年も持っていた本の匂い
木でできた図書館の棚に、「私のにおいをかいで」ってメモをつけて置いておきたい
そうすれば好奇心から、あなたは息を深く吸い込むでしょう
ハンドモデルのようにすらっとした指と一緒に、数え切れない物語や伝説、神話のにおいが本から出て空気を満たし
あなたの指はお金を数える会計士のようにページをさっとめくる
匂いによって本を判断するあなたを、人々は「ブック・プロフェッサー」と呼ぶ
いつかあなたは匂いをかぐ手のひらサイズの機械を発明するでしょう
でもそれまでは、私たちは鼻を鳴らし続ける
本の香りは知識が古くなるのと同じ
プラスチックでできたKindleが「ベストセラー」を自慢するけれど
白く青ざめたページは傷一つなく、変化することがない
物語は不完全
Kindleは同じようには香らない

By maureen_sill

◆15歳の若き作家、詩人として、どんな挑戦を乗り越えますか?

年齢という限界。年齢はただの数字でしかないわ。部屋で一番若くあることも時々は好きだけど、人は最初の印象で真剣に受け取らない可能性もあるし。でも、ねえ、限界やルールは破るためにあるから。

◆あなたの物語や詩にインスピレーションを与えるものは?また、どこで最もインスピレーションを得るのですか?

どこでもよ。私を取り囲む自然とか。人がどうふるまっているかや、その行動を観察しているだけでも。インスピレーションは日々の生活からやってくるわ。全てのことが私に遊んで、ねじって、魔法の感触を付け加えるように求めてくるのよ。

By Navy Blue Stripes

◆あなたが自分の興味を追究することを決めたとき、その険しい道であなたはどんな教訓を学びましたか?

決してぐずぐずしないこと。ぐずぐずすることは真剣にあなたの脳細胞を殺すし、時間を無駄にするわ。あと、「君にはできない」と言う人がいるだろうから、そんな時は耳をふさいでゴールを持ち続けて。

◆あなたにとって成功とは?そして、成功まではどれくらい遠いと思いますか?

成功とは、自分が強く信じることを追究すること。私の最大の成功は、道の途中で出会った人々や、これまでに学んだ教訓。私がやっていることを続けるために刺激を与えてくれる人々。それが最大の成功よ。もし、私が子どもの人生の1つを変えて、彼や彼女が自分の好きなことを追究するために刺激することができたとしたら、その時はわたしはこれを成功と呼ぶでしょう。

◆多くの作家やアーティスト、特に若い人は自分の作品に自信を持っていません。彼らはいつも自分の作品を悪いと感じているのですが、あなたはどこで、どのようにして、その作品が世界と分かち合えるくらいに十分にいいものだという自信を得ているのでしょう?

私は「これはいまいち良くない」と思ったことがないのよ。もしこんな風に考えていたとしたら、私はまだ自分の殻に隠れているでしょうね。これが若い作家を自分の殻に隠れさせるものだと思うわ。あなたは自信を持たなきゃいけない。作品を出版すれば、世界中の子どもたちが物を書き始めるように刺激できる。私のモットーは「もしそれが正しいと感じて、あなたがそれを好きなら……すなわち、それはいいこと」ということ。

よく自分の古い詩を振り返って「うわあ、これはひどい」と思うけれど、でもすぐに私が今より幼かったことを思い出すわ。結局、年と共に、私は私をよりよい作家にするための新しいスキルを発見し続けるのよ。

◆今生きている人に限らず故人を含めて、あなたのお気に入りの作家や詩人、アーティストは誰ですか?そしてなぜその人がお気に入りなのですか?

アガサ・クリスティ。私の読書や物書きに対する興味は、10歳の時に彼女の小説を読んだことで火を付けられたの。全ての小説がどんどんページをめくってしまうくらいに面白くて。アガサ・クリスティの個性や物書きのスタイルは、それ自体がなぞ。つまり……よしましょう、エルキュール・ポアロ(アガサ・クリスティの小説に出てくる名探偵)は全ての回で偉大なフィクションのキャラクターよ。それに、私たちの子ども時代は似ていて、つながることができるようにも感じるの(笑)

あと、ロバート・フロストも。彼は、彼が見ているままに世界を描写するの。時に、私たちみんなにも部分的にあるような、激しい苦痛を伴って。彼がすべての詩に込めた努力は、あらゆる言葉を特別な意味にするわ。彼のスタイルもまた、すべてがハッピーエンドを迎えるものではなかったんだけど。

そして、オスカー・ワイルド。お気に入りの本であるドリアン・グレイの肖像を読んでから、私は彼の本に恋しているの。彼の小説は素晴らしい想像力と、人生から得た経験で満たされているのよ。私にとってオスカー・ワイルドは……群衆の中からはずれたただ一人。あなたは彼の作品から、彼が美によって心から影響されていることを見ることができるわ。暗い現実に覆われた若さと美は、おそらくオスカー・ワイルドが私に表現していたことよ。

私の読む本の多くは古いものだから、今この瞬間に生きている誰かを思い出せないんだけど……。J・K・ローリングは私に想像力の力や、想像力が人をどこに導くことができるかを信じさせたし、ダン・ブラウンも、お気に入りの作家の一人。彼は本を書く前に、彼の歴史描写が信頼に値するということを保障するための綿密な研究を行ったに間違いなくて、私はそのことに本当に敬服しているの。

By sbluerock

◆自分自身をどんな時に見つめますか?そして今から5年後、あなたの書くことの興味はどこにあると思いますか?

今から5年後……私はやってくる毎日を暮らすことや、それが差し出すものを見るのが好きなの。コンピューター・サイエンスやデザインを考える大学は卒業しているだろうから、人生のどこかのポイントでイエール大学で英文学を勉強したいわ。あと、大学は別として、2011年の11月に書いた次の小説があるので、それを出版したい。本の出版と、教育へも寄与すること、そしてクールなアプリを作ること、そういうことを続けているでしょうね。

正直なところ、私は文字通り全てに興味があるの。宇宙論からIT、物書きまで。だから次の5年の計画は決まっていません。さっきも言ったように、私はやってくる毎日を過ごすし、あなただっていつ人生が素晴らしい方向に向かうような、予想だにしなかった転機を迎えるか、絶対にわからないでしょう。


◆物を書いたり、絵を描いたりしていない時、他には何をやっているのですか?

私が物を書いたり、絵を描いたり、勉強していない時は、ゴルフね。私は本当に「ゴルフ中毒」で、2016年のオリンピックでプレイするっていう抱負を持ってるの。ボビー・ジョーンズ (ゴルファー)がかつて「ゴルフは、私たちが人生と呼ぶゲームに最も近いものだ。いいショットから悪いブレイクが得られるし、いいブレイクは悪いショットから得られる。しかしボールがそこにある限りあなたはプレイしなけばならない」と言っていたように、ゴルフは人生と似ていると思う。あと、円周率を覚えるのも好きで、最近は350桁を覚えたし、ドイツ語と中国語を習っていて、その練習も好き。たくさんの哲学書も読んでいるし、私はスポーツ・タイプなので、自由時間はゴルフやカヤック、水泳やスキーで満たしているわ。

◆自分が実際には子どもだけれども、15歳で大学に行ったり執筆をしたりしているという事実について、どのように自分の中で処理をしているのですか?

難しい事じゃないわ。私は本当にやること全てを楽しんでいて、仕事や勉強だと思う事は何一つないの。私は全てに対して好奇心が強くて、毎秒が、世界がどのように動いているかを見つけるチャンスなのよ。私がやってることは普通のことだし、それが私が「子どもらしい」と呼ぶこと。「楽しみ」の定義はちょっと違うけれど、私はまだ楽しむ時間を見つけているし。

By Hamed Parham

◆あなたの今後の予定は?

私はいつでも未来に起こることで自分を驚かせているの。でも、次の詩集「Typing Finger-My Muse」をAmazonにアップすることは予定しているわ。あと、哲学に限定した新しいブログ執筆も始めてる。まだ始めたばかりなんだけれど、すごくクールな計画にも取り組むつもりよ。

◆一般の、若い作家や詩人、アーティストたちに何かアドバイスはありますか?

本能に従うことを恐れないで。「私は若すぎる」とか「難しそう」とか「上手じゃないし」とか思わないで。持っていることに集中して、何かをそこから作り出して、「アイデアは世界を変える」っていう言葉を思い出して。すべてのアイデアは挫折と共に始まるんだから、人生がどんな困難を投げかけてきても、いい物語や絵を描いて。他のことはそれに付いてくるわ。

◆若いアーティストや作家や詩人の中で、次は誰にインタビューすべきかオススメの人は?

アドーラ・スヴィタク。彼女はすごく熟達した作家よ。去年彼女に会って、一度顔を合わせてしゃべったんだけど、私はずっと彼女を知っていた気がした。

最後に一ついいかしら。私の家族は私の道のりのどのステップに対しても協力的だった。おじいちゃんやおばあちゃん、両親、そしてすばらしい妹は、みんな私に夢を追うよう励ましてくれて、いつも私の哲学的な大言壮語にも注意深く耳を貸してくれたのよ。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
校則に抗議するためスカートをはいて登校したイギリスの美少年 - GIGAZINE

12歳の少年が新種の太陽光発電を開発 - GIGAZINE

独学でトップの音楽学校に入学した8歳の天才ピアニストによる実演ムービー - GIGAZINE

大人顔負けの絵を描く6歳の少年 - GIGAZINE

9歳の少年が書いた「恋愛マニュアル」の驚異の内容 - GIGAZINE

in メモ, Posted by logq_fa

You can read the machine translated English article here.