創業290年以上の老舗醤油屋の「ふくしょうゆ」でフグ刺し(てっさ)を食べてみた


「下関名産ふく料理のおいしさをご家庭でも簡単に味わっていただけるように」と約40年前に誕生したのが大津屋の「ふくしょうゆ」(税込525円)。山口県萩市特産の「だいだい」を自社で発酵・熟成させた醤油とブレンドし、さわやかなだいだいの香りと醤油のコクが楽しめるようにしているとのこと。ふぐは冬が最も旬なのですが、天然のトラフグのてっさを手に入れることができたので、「ふくしょうゆ」で味わってみることにしました。

ふくしょうゆ|株式会社大津屋
http://www.ohtsuya-shoyu.com/single/fukushoyu.html

見た目はこんな感じで内容量は360ミリリットル。


ふぐの絵が目印。「しょうゆ」という名称ですが、こちらの商品は分類としては「ぽん酢しょうゆ」になるそうです。


だいだい果汁が含まれているのが特徴で、キレのある味が楽しめるようになっています。また、だいだい油によって香り付けもされているのもポイント。


使用方法もちゃんと記載されています。使用前にはよく振っておくことが大切。


今回はミツカンの「味ぽん」「ゆずぽん」と比較してみることにしました。3つ並べてみると、「ふくしょうゆ」は器の底が見えない程に濃い色をしています。


用意したてっさはこちら。愛知県産の天然トラフグです。


美しい透明感のある身色で……


めちゃくちゃうまそう。


まずは「味ぽん」でいただきます。ふぐはあっさりとした甘みのある味で、身は弾力が非常に強く噛むと「コリコリ」と音が出るほど。「味ぽん」にもかんきつ果汁が含まれているのですが、どちらかというと甘みが勝っていて、また口に入れるとかなり強く味が残り続けるので、ふぐの柔らかな甘みを堪能するには味が濃すぎる印象を受けました。


次は「ゆずぽん」。ゆずの果汁が身の甘みを引き立てていて、相性ヨシ。ゆずの爽やかな酸味で後味もスッキリするので、次の一口がまた新鮮に感じられます。どうやらかんきつ系の酸味が強い方が、ふぐには合うようです。


ファイナルは「ふくしょうゆ」。最初は「ゆずぽん」よりも強い果汁の酸味が感じられるのですが、その味もサッと引く具合でふぐのうま味が深く味わえ、さすがにふぐ料理に合わせたぽん酢と言うだけはあるなというでき。酸味が強い分、対照的なふぐの甘みがより強く感じられるようになっているようです。


湯引き皮もついていたので、こちらも「ふくしょうゆ」で味わってみました。


コリコリとした食感で歯応えは抜群、味はこの黒皮の部分はふぐの風味が強く感じられますが、「ふくしょうゆ」のだいだいの酸味が効き、スッキリとした味になります。


身に近い部分の内皮はゼラチン質が多く含まれていて、食感はコリコリとしつつも柔らかさもあります。味はさっぱり目で、「ふくしょうゆ」のキレのある風味が、味に奥行きを与えている感じ。


「ふくしょうゆ」は一般的なゆずの果汁を含んだぽん酢などの製品と比べても酸味はかなり強め。なので、かんきつ系の酸味の強い調味料が好みの人にはオススメです。ふぐ料理以外にも湯豆腐・焼餃子・かつおのたたきなどとの相性もいいそうで、これなら鍋料理にも使ってもいいかも。

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in 試食, Posted by darkhorse_log