フカフカ生地のパンケーキを食べに「パンケーキ専門店Butter」へ行ってみた

全国から選りすぐられた発酵バターを使用した焼きたてのパンケーキを食べられるのが「Butter」。発酵バターもさることながら、トッピングの生クリームにもこだわり、北海道酪農公社の生乳を使用したコクのある純生クリームを使用しているようです。7月5日(木)には3号店がオープンしたとのことで、この機会にどんな味なのか食べに行ってみることにしました。

ふわっカリッの食感！外側カリカリ、中もっちり。高級発酵バターを使用した、焼きたてパンケーキ専門店Butter
http://www.butter-pancake.com/chayamachi/index.html

場所は「大阪市北区茶屋町4番4号茶屋町ガーデンビル2階」。阪急梅田駅から徒歩5分程度です。

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カラフルな特徴的なデザインの建物ですが、お店はこの2階。

入口が見えてきました。

一歩お店に踏み入れると、白を基調としたオシャレな作りのカウンターがお出迎え。平日の昼間でしたが、席の順番待ちの列ができるほどにお客さんが来ていました。なお、ほとんどが女性客ですが男性客もチラホラ。

そして通された席は、まるでVIPルームのようなゆったりとくつろげるスペース。こちらで早速注文を済ませます。

まず登場したのが、「オリジナルバターミルクパンケーキ(メープルシロップ＆純生クリーム付き)」。生地にもシロップにも発酵バターが入っており、まさにバター尽くし。

iPhoneと同じほどの大きさのパンケーキが3つ。

これだけ枚数が多いとペラペラかと思いきや、1枚1枚がふっくらとボリュームもあるという、うれしい内容。

たっぷりとシロップをトローリ。分厚いパンケーキがスポンジのようにシロップを吸い込んでいきます。

バター、純生クリームもかけて一口。甘さを抑えつつも濃厚でコクのある純生クリームが秀逸で、柔らかな甘みが口に広がります。食感はまさに泡のようにふわふわで、編集部員の1人は「これが本物のふわふわ感というものか……」と目からうろこ状態。そしてこれがフカフカの生地との相性抜群。

ボリュームは十分なので、チビチビと食べるのでは無く、ぜいたくに2枚に重ねて食べてもOK。

次は「苺ととろけるクレームブリュレのパンケーキ」。

クレームブリュレはカスタードプディングと似たデザートで、普通のカスタードプディングよりもねっとりと柔らかく、濃厚な味わいとのこと。

こちらにもシロップをたっぷりと。

プリンのような甘みがあるクレームブリュレと酸味のある苺の味が混じり合うのでは無く、それぞれの味が交互に感じられます。先ほどの「オリジナルバターミルクパンケーキ(メープルシロップ＆純生クリーム付き)」はストレートな味わいですが、こちらはにぎやかな味わい。

純生クリームをつけるとさらに味は深まって感じられます。

ラストは今の季節限定「完熟マンゴーとレモンジュレのパンケーキ～蜂蜜ジンジャーシロップ～」

ジューシーなマンゴーがゴロゴロ。

こちらのシロップはスパイシーでまろやかな甘さのハチミツジンジャーシロップ。

純生のソフトクリームをかけていただきます。牛乳のような甘みがあるソフトクリームと濃厚なマンゴーの味わいを、ふかふかの生地がしっかりと受け止めています。また、ときおりジンジャー、シロップ、マンゴーが絶妙なバランスでからみ合うことがあり、なんとも言えぬウマウマな味を楽しむことができます。これまでのメニューもかなりの味わいだったのですが、具材のそれぞれの完成度がかなり高く、かつそれぞれの味がうまくバランスを取っており、群を抜くレベル。しかも今まで「パンケーキ」として食べたことの無いようなユニークな味が体験できます。

このようにソフトクリームだけをたっぷりとかけて食べるのもアリ。

味の秘密となっているのはこの高級発酵バターと……

北海道酪農公社の生乳などなのですが、確かに濃厚な味を楽しむことができこれは恐らく家庭では再現できないような味なので、一度試してみるだけの価格相応の価値があります。

なお、席を待つ場所はこんな感じ。

席の種類はいくつかあり、個室っぽい部屋で外の明かりが入る部屋もあれば

シックな雰囲気のソファ席もあります。

また、店外、店内ともに特徴的なオブジェクトがいろいろ並べられていて眺めているだけでもおもしろいので、非日常的空間で食べるパンケーキというのもなかなかオツなものです。