レビュー

コンパクトに収納でき軽量で持ち運びも楽な携帯用浄水器「ドリップデリオス-H」を使ってみた


手近にある水を容器に入れるだけで浄水できる携帯用浄水器がアーバンテックの「ドリップデリオス-H」(税込4180円)。フィルター部は二重構造で、繊維状活性炭でカルキ、臭いなどを取り除き、次に中空糸膜フィルタが病原菌、雑菌、かび、濁りなどを取り除くようになっており、川の水や池の水も飲料水になるとのことです。アウトドアや非常災害時に使えるようなので、実際に使ってみました。

こちらが「ドリップデリオス-H」。約1000リットルまで使用可能です。


内容物は容器、フィルター、取扱説明書。


容器は主にポリエチレンでできており、非常に軽量。


フィルターを取り付ける部分にはキャップができるようになっています。


こちらがフィルター。


フィルターは二重構造になっており、まずは繊維状活性炭で塩素や泥を取り除き、次に中空糸膜フィルタで大腸菌などの病原細菌、雑菌、カビ、濁りなどが取り除かれるというわけです。


ノズル部。


こちらは取り付け口で、4つの穴からフィルターの内部に水が浸透する仕組みです。


本体に取り付けるとこんな感じ。


フィルターを取り付けた重量は91グラムと軽量なうえに……


このように丸めてコンパクトにすることが可能。


なので、カバンなどに入れてもスペースを取らず持ち運びが非常に楽です。


なお、この「ドリップデリオス-H」が使用できるのは水道水、地下水、井戸水や魚などが生物が生息している河川などですが、河川でも生活排水、工場排水などが流れ込んでいるようなところでは使用できないので、注意が必要です。


ということでやってきたのは、万博記念公園


太陽の塔も見えます。


公園内には水辺がいくつかあるのですが、地下水をくみ上げ循環させる仕組みになっており、生活排水などは流れ込んでおりません。


魚の影も見えます。こういった場所ならば「ドリップデリオス-H」の活用が可能。


早速「ドリップデリオス-H」に水を入れて……


付属のスライダーを使用してしっかりと容器のジッパーを閉じます。


この時点で水は泥などで濁っており、茶色。


実際に「ドリップデリオス-H」を用いて水を洗浄している様子をムービー撮影した動画はこちら。

携帯用浄水器「ドリップデリオス-H」を使ってみた - YouTube


水は勢いよくドバドバと出るわけでは無く、ポツポツと流れ出てきます。


これでは遅いと感じる人は、説明書にも書いてあるとおり、手で容器を押せばスピード洗浄が可能であり、その様子をムービー撮影してみました。

携帯用浄水器「ドリップデリオス-H」でスピード浄水してみた - YouTube


左が洗浄前の水、右が洗浄後の水です。濁っていた水が透明になりました。


おそるおそる飲んでみると、泥や小石はしっかりろ過されており、舌触りはなめらかで普通の水です。


なお、何回か使用してみたところ草の葉などの大きめの不純物が混じっているとすぐにフィルターが目詰まりを起こしてしまうので、注意が必要です。


また、取っ手の部分をこのように木にかけておくと手が空くので便利。


他の使用方法としては、風呂水の残りをろ過することもできます。


例えば災害時でもこのように身近な水を飲料水にできるというのは、心強いです。


そして、トイレのタンクの水も使用可能。


コンパクトに収納できるので、非常時の防災グッズの一つに加えてもよさそう。


河川などでの使用は生活排水や工場排水が流れこんでいないところと都市部でのレジャーに使うにはちょっと物足り無い感じはしますが、防災用としては雨水や風呂水など身近な水を飲料水にできるうえ、コンパクトかつ軽量で持ち運びもしやすく重宝しそうです。なお、使用後は容器とフィルターをススギ洗いすればよく、乾燥にも時間はかかりません。また、別売りの交換用フィルターも用意されているので、何度でも使用が可能と使い勝手がいいのもグッドです。

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