ハードウェア

長時間の行列待ちも座って快適に過ごせて荷物も運べる「アウトドアキャリーチェア」を使ってみた


車輪付きのカバンで荷物を快適に運びつつ変形させればイスにもなる、という「アウトドアキャリーチェア(税込4271円)」。名前の通りアウトドアで活動する際の荷物運びはもとより、街中やイベントでの買い物にも便利そうなので、実際に購入して使い勝手や強度を試してみることにしました。

今回は2色のカラバリを両方注文してみたので、2箱届きました。


成人男性の胸位まである大きな箱に入っています。



購入したのはオレンジ(右)とライムグリーンの2色。


中身は半完成品。


まずは荷物入れのフレームを組み立てます。


こんな感じで枠の先端をベルクロで挟みこんで留めればOK。


「ベニャッ」とつぶれること無く自立します。


荷物入れのサイズは幅33×高さ21×奥行き54センチです。


横から見るとこんな感じ。


持ち手が付いているので単体で運ぶ際にも便利。


フタには留め具が付いています。


車輪の取り付けは車軸に押し込むだけ。


留め具を抑えて「グッ」と押すだけで「カチン」とはまります。


あとは本体の取っ手に荷物入れのベルトを通せば組み立て完了。


完成するとこんな感じになります。


斜めから見ると以下の通り。


側面はこうなっています。


後ろから見たところ。


イスを展開するとこうなります。


実際に座ってみました。鉄のポールが太ももに当たってしまうので長時間座っているとツラそうですが、ガタつくことなどはないので短時間の休憩ではそこそこくつろぐことができそうです。


着席した状態を後ろから見るとこんな感じ。


運んでいるところ。


車輪にはわずかにクッション性があるので、ガタゴト道でも揺れを吸収してくれそうです。


運搬時に誤ってイスが開いてしまわないようロックすることが可能。


荷物入れの中はこんな感じ。


底の部分にはプラスチック製の板が入っています。


実際に10キロくらいの重さがあるブロックを入れて強度をチェックしてみましょう。


この程度なら全く問題なく運搬可能。タイヤも滑らかに動いています。


次はブロックを2個入れてみましょう。


キャリーと荷物入れをつなぐベルトの部分が重さに耐えきれず裂けてしまいました。


耐荷重表示は8キロとなっているので、20キロ近い重量に耐えられなかったのは妥当な結果かもしれませんが、キャンプで使用する際にはペットボトルやテントと食材、調理器具をまとめて運んだりするとこれくらいの重量になってもおかしくないはずなのでちょっと心細いスペックであると言わざるをえません。

というわけで、カートの持ち込みが許可されているイベントの行列に並んで大量の買い物をする際や休憩場所が見つけづらい場所で荷物を持ちつつ長時間の街歩きをするといった使い方をする予定の人であれば、まともに役立てられるはずの製品です

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in レビュー,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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