レビュー

USB 2.0バスパワー接続を超える出力の10W+10Wが可能なPC用スピーカー「Olasonic TW-S7」の実力はいかに?


音量の小さいところでは電源部の余剰電力をコンデンサーに蓄え、出力が大きなところでは蓄えた電力を使用して大音量を出す、という独自の回路を搭載することで通常2.5W程度の出力が限度のUSB2.0接続スピーカーで10W+10Wの出力を実現しているPC用スピーカーが「Olasonic TW-S7」です。

最大の特徴は2.5WのUSBバスパワー接続で高出力「Super Charged Drive System=SCDS」という特殊回路を搭載している点で、この部分に電力を蓄えていくことで大きな音が必要な際にその電力を使用するという仕組みになっています。



今回は限定カラー(税込1万3800円)を購入して、音質や音量を確かめてみることにしました。

パッケージはこんな感じ。


スピーカー本体はこんな緩衝材にくるまれて箱に入っています。


シリコン製の台座が付属。


このようにスピーカーを載せて使用します。角度は自由に調節できるので、視聴位置にあわせて柔軟に対応できるのが便利。


実際に置いてみました。


成人男性の手で持つとこれくらいの大きさ。スピーカーの中心部分には「整流器」と呼ばれるパーツが付けられており、PCで音楽を聴く際などに座るであろう50cm前後の距離で最も臨場感のあるサウンドを楽しめるように設計されているとのこと。


側面はこうなっています。


背面は以下の通り。


接続はUSB 2.0。


こんな感じでPCに挿すだけでOK。ドライバーのインストールなどは不要です。


実際にPCと接続してYouTubeのムービーを再生して音量を確認している様子は以下で見られます。

USB 2.0接続で10W+10W出力できる「Olasonic TW-S7」を使ってみた - YouTube


アップでスピーカーを見ると、音圧で筐体が振動していることがわかるムービーは以下でチェックしてみてください。

「Olasonic TW-S7」のスピーカーをアップで見るとこんな感じ - YouTube


なお、ノートPCに内蔵しているスピーカーのみで同様のムービーを再生している様子は以下の通りです。

外付けスピーカーなしのノートPCの音量 - YouTube


なお、今回購入したのは限定版なので、おまけが付いてきました。


おまけはブラックカラーの台座1セットと……。


Olasonic社のロゴ入りケース。


こんな感じでスピーカーを収納することが可能。


持ち歩きにも便利。


USBで接続するだけで迫力のある音量を手に入れることができるので、ノートPCを使って音楽を聴いたり映画を楽しんだりしたいが、あまり大仰なスピーカーは置きたくない、という人に向いている製品となっています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
周囲360度どこから聞いても音量・音質がほぼ変わらないスピーカー「Z305」 - GIGAZINE

プリンタで印刷するかのようにキーボードがにょろにょろっと出てくるスピーカー「パワードロールアップ スピーカーキーボード」 - GIGAZINE

ラッパのようにiPhone 4Sのスピーカー音声を電源不要で増幅するアクセサリ「ARKCANARY(アークカナリー)」 - GIGAZINE

プラズマでマリオのテーマを奏でる「プラズマスピーカー」 - GIGAZINE

2000ワットの超大出力スピーカー、爆音で部屋が揺れてとんでもないことに - GIGAZINE

in レビュー,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.