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IntelがUltrabookやタブレット向けに無料で無線LANサービスを提供か

By Jerry Bunkers

通信キャリアでもないIntelが何を言っているのかという感じですが、公衆無線LANへのログインを自動化してくれるDevicescapeと提携して、Ultrabookやタブレットで800万ある無料ホットスポットやアクセスポイントに自動的に接続できるようにするそうです。

Intel to offer ‘free’ Wi-Fi in its ultrabooks, tablets - Mobile Technology News



Intelは他社の競合機種と差別化を図るため、Intelのプロセッサを搭載したUltrabookやタブレットにWi-Fiチップを搭載し、標準スマートコネクトマネージャーとしてDevicescapeのソフトを使用。これにより、持っている端末がアクセスポイントの接続圏内に入れば、たとえコンピュータがスリープモードであってもネット接続が自動的に行われるようになります。

例えば、Ultrabookを持っている人が公衆無線LANスポットのあるコーヒーショップに入ったとすると、コーヒーを注文して席につき、カバンからUltrabookを取り出したときには、すでにネットへの接続が完了しているのでメールの受信が終わり、ソーシャルネットワークアプリはデータの同期を終えているという具合です。

By Jerry Bunkers

Devicescapeのデビット・フレーザーCEOによれば、スマートコネクトはノートPCのカバーを閉じていても開けていても利用することができ、PCの状態が起動中であろうとスリープモードであろうと、ネットに自動的に繋がるとのこと。

Devicescapeはクラウドソーシングを通じてバーチャルネットワークを構築し、数百万のデバイスが数百万もの公衆アクセスポイントの情報を集めています。数百万もアクセスポイントがあって、しかもDevicescapeが所有しておらず、管理しているというわけでもないのでその質を保証することはできませんが、データの中からそれぞれのアクセスポイントの通信速度や信頼性などをチェックしているので、どのアクセスポイントが一番良いのかを選び出すことができるそうです。


世界には今日、公衆のホットスポット、オープンになっているプライベートアクセスポイントが1億程度あり、Devicescapeのバーチャルネットワークにはそのうち800万が組み込まれているとのこと。

Intelからはこのサービスの料金体系についてコメントが発表されていませんが、Gigaomでは無料ではないかと予想しています。これは、IntelがDevicescapeからコネクトマネージャーのライセンスを受けて以降、顧客がこれらのアクセスポイントに無料で手動ログインできたところからきています。

今後、UltrabookやIntel指定のタブレットを買うとこの自動接続という特典がついてくるというのは大きなウリになるかもしれません。

By Wanderlinse

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in メモ, Posted by logc_nt

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