ハンガリー産フォアグラを使って8ユーロ(800円)以下で作る世界三大珍味丼

フォアグラといえば世界三大珍味のひとつであり高級食材として知られていますが、ハンガリーでは1キロ1400円程度で売られており、日本よりもずっと気軽に食べることができます。そんなハンガリーでフォアグラに加え、この際、キャビアとトリュフも総動員させて世界三大珍味丼を作ってみました。
皆さん、こんにちは。世界新聞社の松崎敦史です。世界一周中のわたくし、現在セルビアの首都ベオグラードにいます。1ヵ月近くいたヨーロッパとももうすぐお別れです。次は中東に飛びます。
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ハンガリーのブダペストにいた時のこと。「ハンガリーでは新鮮なフォアグラが安く手に入る」と聞いて、さっそく市場に買いに行ってきました。
フォアグラとはガチョウや鴨などに必要以上にエサを与えることにより、脂肪肝を人工的に作り出したもの。フォアグラの全生産量のうち約75%をフランスが作っており、ハンガリーが約10%で続いている(2004年のデータ/Wikipediaより引用)。
ブダペストの中央市場へ

中は整然としていて、デパ地下のような雰囲気すらあります

青果店

お肉屋さん

ピクルス屋さん。よーく見ると……。

フォアグラはハンガリー語で「リバマイ」。これを手掛かりに捜索開始

あっけなく見つかりました。1キロ約1400円。安い……。

とはいえキロあたり牛肉の倍しますので、現地でも高級食材なんでしょうね

市場をブラブラしていたら、

魚屋さんに……

キャビア発見!キャビアとはチョウザメの卵。

手前が本物で奥が偽物だそうです。本物と偽物では倍くらい違いますね。左端の本物の一番安いもの(約1300円)を購入。

ここまできたら、トリュフも探して世界三大珍味丼を作ろうということになりました。
そのトリュフですが、全然見つかりません

諦めかけたその時、乾物屋さんに……

トリュフ発見!ただし、今はシーズンではないので生トリュフはないとのこと。トリュフとはキノコの一種です。

オイル漬けを購入します。3粒で約1700円。これは高い。

三大珍味揃い踏み

キャビアをつまみ食い。生臭さは否めませんが、筋子のような食感で塩気が強くお酒のつまみによさそう。

トリュフを取り出してみます

割るとこんな感じ。嗅いでみると、これは……「ごはんですよ」の香り。

調理開始

まずズッキーニ、トマト、そしてハンガリー料理に欠かせないパプリカなどの野菜を炒めます

フォアグラ登場

熱すると小さくなってしまうので厚めにカットするのがポイント

小麦粉をつけて

フライパンへ、どーん!

みるみる溶けていきます

表面がこんがり焼けたところで、

スライスしたトリュフと、

キャビアを乗せて

三大珍味丼、略して三珍丼完成! ※これは撮影用に盛り付けたので10ユーロ(約1000円)以上してます

このくらいが1人分、約8ユーロ(約800円)也

まずはフォアグラを。思ったよりこってりしていません。さっぱりした油がじゅわっと口の中で溶けます。

混ぜて食べると、三珍がすごい勢いで喧嘩をしています!

皆さんもハンガリーに行った際は三珍丼いかがでしょうか?
(文・写真:世界新聞社/松崎敦史http://sekaishinbun.blog89.fc2.com/)
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in 取材, Posted by darkhorse
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