試食

目の前で焼いてもらえ、しかも焼き加減も注文できる喜八洲の「みたらし団子」試食レビュー


「喜八洲(きやす)」という屋号は創業時に「菓子業により八洲(日本中)の皆様に、大いに喜んで頂こう」という意味合いを込めて付けられており、1948年の創業以来、既に60年以上の歴史を持っているのでどの和菓子もかなりのレベルなのですが、その中でもぶっちぎりにすごいのが「みたらし団子」です。

公式サイトの説明によると「餅粉と米粉を絶妙なバランスで配合し蒸し上げた団子を、ご注文を頂いてから強い直火で炙ります。表面に香ばしく焦げ目が付いたら、自社特性のタレの中をくぐらせます。タレは北海道厚岸産の上質昆布でダシをとり、香川県産たまり醤油と白ざら糖を使った弊社独自の特別仕立てです。また、団子の形が円筒状と変わっているのは、炙った時に焦げ目がつきやすく、また、タレの絡みをよくするためです」とのことで、実際に食べてみるとどんな味や風味なのか確かめるべくお店に向かいました。

喜八洲総本舗
http://www.kiyasu.jp/index.html

お店は大阪を中心に12店舗展開されていますが、今回訪ねたのは大阪市淀川区十三にある本店。詳しい住所は「大阪府大阪市淀川区十三本町1丁目4番2号」です。

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最寄り駅は阪急十三駅なので、阪急電車で向かいます。


十三駅に到着。


お店は西改札口を出るとすぐに見えます。


店の外観はこんな感じ。みたらし団子を注文する場合は、赤いロープの内側に並びます。


店内には小さいですが腰をかけられるスペースがあり、できたてのみたらし団子をその場で味わうことが可能。


早速列に並びました。列のすぐ横で、店員の方が団子をジューっと焼いています。


焼いているところはこんな感じ。


列が進むと近距離で焼いているところをうかがえ、自分の注文したものができあがっていく姿をリアルタイムで観察できます。注文は焼いている店員の方に伝えるのですが、この際、焦げ目を多めにするなどの焼き加減についてもお願いすることが可能。なお、お値段は1本88円。


焼き上がったものは、このようにタレに投入。


たっぷりとタレが絡んだら出来上がり。


できたてホヤホヤのみたらし団子を早速いただきます。


こちらは焼き加減が、普通のもの。円筒状のため、タレが垂れにくくなっています。


タレはダシ入りのコクのある甘さ、そしてしつこさが無いためあぶられた団子の香ばしい風味が犠牲にならず、しっかりと団子を後味の余韻まで楽しめるようになっています。一般的なみたらし団子はタレの甘さが味のメインとなっていますが、こちらのみたらし団子はあくまでも焼き上がったモチの香ばしさが主役に据えられていることがうかがえます。


こちらは焦げ目を多めで注文したものです。


焦げ目が多い分、香ばしさが強く感じられるようになっています。かと言ってタレの味が薄く感じられるようなことは無く、むしろタレにも団子の香ばしさがよく浸透して感じられ、味わいは深まっているようです。ただ、この焦げ目は時間の経過とともに苦みに変わってしまうとのことなので、買ってすぐに食べる場合にオススメです。


賞味期限は1日しか無いのですが、焼きたての香ばしさが特徴のこのみたらし団子には納得の期限。目の前で焼かれたできたてのみたらし団子だからこそ、「みたらし団子大好き」な人であれば死ぬまでに一度ここに来て食べてみて、その風味を魂に刻みつけるべき完成度の高さです。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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