試食

「ヨーグルトなの?豆腐なの?」不思議な感覚を作りだす「ヨーグルとうふ」試食レビュー


白くツルツルした見た目と柔らかな食感という点でヨーグルトと豆腐は似ていますが、両者の味は全く異なります。しかし、果敢にもこの2つの味を組み合わせることに挑戦したのが中牟田商店の「ヨーグルとうふ」。2つを組み合わせると一体どんな味になるのでしょうか、実際に食べて確認してみました。

シンプルなデザインの分、「ヨーグルとうふ」という文字が際立ちます。


横から見ると、プリンやゼリーの入ったデザート容器のようです。


栄養成分と原材料名はこちら。なお、中牟田商店に製造方法等について問い合わせてみたところ、「企業秘密!」とのこと。ただ、滅菌済のためヨーグルトのように乳酸菌は入っておらず、そのために発酵によって容器が膨れるような心配は無いそうです。


ぺろっとフタをめくると、ヨーグルトの酸味のある香りがします。


では、いただきます。まず感じられるのは酸味で、ヨーグルトよりは弱めですがさっぱりとした口当たりを演出。ヨーグルトの味がメインかと思いきや後味にはしっかりと豆腐の風味が残ります。2つの味が組み合わさって新しい味を生み出しているというよりは、両者の味が独立して感じられるので「一体どっちを食べているんだろう?」という不思議な感覚になります。


せっかくなので、デザートソースをかけるとどのような味になるのか試してみました。


まずは「ブルーベリーソース」から。「ヨーグルとうふ」自体に強烈な個性のある味が無いのでうまくソースが絡みます。ただその分、味はソースに引っ張られてしまうので、ヨーグルトや豆腐の素朴な味わいを楽しみたい人には向かないかも。


「マンゴーソース」もやはり同じでソースの味が強く「ヨーグルとうふ」はその食感を残すのみとなります。


これはヨーグルトを買うと味付け用についてくる「砂糖」。ヨーグルトではこの甘みによって味に深みが出るのですが、「ヨーグルとうふ」では果たしてどうなのでしょうか、試してみます。


これはちょっと合いません……。砂糖の甘みだけが浮いて感じられ、これを使うのであれば酸味がもうちょっと欲しい。ヨーグルトの味はあれど、ヨーグルトでは無いということです。


と、ここでススッとしょうゆが登場。豆腐なわけですから「いくら容器がデザートっぽくても合うはず」ということでかけてみることにしました。


しょうゆをかけるとヨーグルトとしての要素は感じられなくなり、完全に冷ややっこの味となります。かける調味料によってさまざまな味の変化が楽しめるのが「ヨーグルとうふ」の特徴の一つです。


ヨーグルトと豆腐という全く違った素材をどちらの要素もしっかりと残したまま一つにまとめてあり、ヨーグルトでありかつ豆腐でもある不思議な感覚を味わいたい人は試してみるといいかも。その際、まずは何もかけずそのまま食べるのが一番「ヨーグルとうふ」のヨーグルトと豆腐の両面性が感じられるのでオススメ。そして味に変化が欲しくなったらデザートソースやしょうゆをお好みでかけてみましょう。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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