レビュー

特大文字でどのキーが何の文字かわかりやすい「目にやさしいキーボード」実機レビュー


キーボードに書かれた文字や記号は高齢者や目が見えづらい人にとってはサイズが小さすぎて判読が難しい、という場合があります。また、PCを始めたばかりの人は1文字1文字を探しながら打鍵していくので、各キーに書かれたアルファベットは大きい方が便利。という訳で、そんなニーズに応えてキーボードの文字を極限まで大きくしたのがグッドデザイン賞の「中小企業庁長官賞」に選ばれた「目にやさしいキーボード(税込み1980円)」。

パッケージはこんな感じ。


配列は日本語112キーでPCとはUSBケーブルで接続します。


裏面はこうなっています。サイズは横450×縦145×厚さ24ミリ。


IBMのキーボードやロジクールのワイヤレスキーボード「K750」と比較してみるとこんな感じ。文字のサイズ以外はごく一般的なサイズ、配列であることがわかります。


「目にやさしいキーボード(左)」と一般的なキーボードを比較すると文字の大きさの違いは一目瞭然。


文字よりも見づらい句読点などは特大になっています。


文字変換の際に押すと一発でカナにできる「F7」には「カナ」の文字があります。同様に「F8」には「半角」、「F9」には「英数」と書いてあるので、各キーの役割を暗記していなくてもスグにわかるようになっています。


一般的なキーボードでは「無変換」となっているキーも、実際には「カタカナ全角→カタカナ半角」の切り替えになるので「カナ 全/半」という内容に即した表示になっているので便利。


PCのスリープやブラウザー、メーラーの起動を割り当てたショートカットキーを搭載。


各キーがしっかりと独立しており、キーストロークはかなり深め。打鍵音もそれほど大きくなく、2000円台という価格を考えれば十分満足できるレベル。


実際にキーを叩いて打鍵音やストロークの深さを確認してみたムービーは以下で見られます。

デカ文字で見やすい「目にやさしいキーボード」の打鍵感を試してみた - YouTube


キーボードの文字が見えづらい場合や、タッチタイピングに慣れていないのでしっかりとキーを見ながら入力をしたいという人におすすめです。

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in レビュー,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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