取材

攻殻機動隊っぽいフローティング・インターフェイス採用のスズキ「REGINA」が未来を現実に


21世紀に入って10年も過ぎると、今まで未来っぽいといわれていた技術がどんどん現実のものになっていくわけですが、とうとう攻殻機動隊の世界も目の前までやってきてるようです。

スズキがコンセプトモデルとして東京モーターショー2011で展示していたコンパクトカー「REGINA」は外観のインパクトは絶大というほどではありませんが、そのインテリアとして使われているフローティング・インターフェイスは未来を手の中に感じさせてくれます。

SUZUKI 第42回東京モーターショー2011
http://www.suzuki.co.jp/car/entertainment/motorshow/2011/

スズキの次世代グローバルコンパクトカーのコンセプトモデル「REGINA


デザインは居住性を追求した結果、今までの低燃費車とは異なるスタイルに。


とはいえ、既存の自動車のイメージから大きく離れたものではありません。


中はどんな感じかというと……


これが運転席周り。インパネ類はすべて中央寄りに集約されているので、ステアリングの向こう側はつるっとしています。


そしてインテリア。フローティング・インターフェイスを採用しています。上方ではスピードメーターのほか、回生ブレーキの作動状況やエコメーター、各種警告が表示されます。


中央はナビゲーションなどが表示されています。このナビ、あとは高度表示があれば攻殻機動隊の世界に到達しそう。


実際に走行したときにどのような感じになるのかというと、こんな感じ。

スズキ「REGINA」のフローティング・インターフェイス - YouTube


こちらはスズキのサイトにあったサンプル。エンジンをかけたので「シートベルトを締めて」という警告がポップアップしています。


ナビはリコメンド機能によりオススメの行き先を提案してくれます。


走行中。まさに未来に求めていたのはこんなナビだった……!


コミュニケーション・ドライブ機能では、友人たちのルート情報も共有できます。連れだって出かけるときに非常に便利。


シフトレバーは存在せず、シフトダイヤルでギアを変更するようになっています。


ちなみに後部座席はこんな感じ。


このフローティング・インターフェイス、ありとあらゆるクルマに搭載して欲しいのですが……。

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in 取材,   乗り物, Posted by logc_nt

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