アート

これまでと一味違った写真を撮りたいときに参考になる「ボケ」の作例トップ25


多用しすぎると自己満足にしかならない写真の「ボケ」ですが、その効果を最大限に活かすと、ただのスナップ写真では表現しきれない、味のある写真を撮ることができます。

写真共有サービスのFlickrにはボケにこだわった写真を撮るグループが多数存在し、まだ写真を始めたばかりの人からプロのカメラマンまで、数多くの人が山ほどの写真をアップしています。その中から、評価の高い写真を集めてみました。なかなか狙ったような写真が撮れていないという人は参考になるはず。

1:甘そうなカップケーキ

by De Vetpan

2:ホノルル市街地を見下ろしての1枚で、「God of This City」という題がつけられています。

by Jeremy Snell

3:霧の向こうにたたずむ鹿

by andrew evans.

4:サンフランシスコの街角

by De Vetpan

5:飛沫を浴びるカップルの人形

by PNike

6:ワインの名産地ボルドーにあるシャトー・ラフォン=ロシェのぶどう

by De Vetpan

7:ずらっと並んだ樽

by De Vetpan

8:ニューオーリンズの濡れた街路

by pompoB

9:振り返った女性

by AnnuskA - AnnA Theodora

10:「Passion of Italy」

by Faisal | Photography / (OFF)

11:タンポポの綿毛についた水滴

by Steve took it

12:マンハッタンの摩天楼のように空に伸びる草の姿。撮影された場所はベルギーです。

by De Vetpan

13:螺旋階段から顔をのぞかせた花

by PNike

14:インドのジャイプルで働いている男性

by zane&inzane

15:完全にボケの中にあるタイムズスクエア

by De Vetpan

16:ねじやビーズの中に赤いハートが1つ

by Love is the key

17:夕陽によってまるで輪郭が光っているかのよう

by angus clyne

18:黒と赤のコントラストが鮮烈な印象を与えています

by e.nhan

19:こちらは赤い柵と雪の白が対照的

by pixelmama

20:雪の中に立つ女性。背後にあるドラマを感じさせます

by karrah.kobus

21:穏やかな顔をした仏像

by PNike

22:ボケで生まれた光の玉は、まるでイルカが飛び跳ねたあとの飛沫のよう

by PNike

23:自然の中でろうそくの光を見つめる

by brandonhuang

24:激しくこぼれるビールの躍動感

by matthewcoughlin

25:ネオンサインはボケつつもぼんやりと読めるレベル

by Sylvain_Latouche

ボケを効果的に使うと印象的な写真が撮れますが、「Bokeh Master Kit」というキットを使うとボケ自体で遊んだ写真を撮ることができます。


作例1、笑顔の少女がハート型の光に包まれています


作例2、枯れ葉を指し示すような矢印


被写体なしで撮影するとこんな感じです。光のボケた部分がすべて蝶々型に見えます。


キットの作りは非常にシンプルで、レンズの前にカスタムデザインシートを取り付けるだけ。星型、ハート型、人型など21のデザインが付属しているほか、8枚の未カットシートもついてくるので、自分で好きな形のシートを作ることができます。


また、やろうと思えば写真だけではなく動画にも使用可能です。

From On High - New Music Video feat Strawburry17 - YouTube


こういったボケた写真を撮るにはやはり一眼レフカメラなのですが「値段が高い」「大きくて威圧感がある」という印象は否めません。実際、キヤノンのフラッグシップ機種である「EOS-1Ds Mark III」はレンズなしのボディのみで価格.com最安値が59万8000円(記事執筆時点)、ニコンの「D3S」もレンズなしのボディのみで価格.com最安値は40万円を下らない(記事執筆時点)状態です。しかし、入門機はレンズ付きのキットが10万円を切る値段で販売されており、また、ボディもレンズもコンパクトで女性でも手軽に街撮りが楽しめるようなカメラも増えてきているので、実際にそういったカメラを試してみると、「全体がぺたっとしたスナップ写真」ではないものが撮れるようになり、撮影が楽しくなります。

また、「わざわざカメラを買うのはイヤだな……」という人のために「一眼トイカメラ」や「FxCamera」のように、一眼レフカメラのボケを再現してくれるアプリもあります。仕組みとしては一眼レフカメラのボケとは異なって画像処理によるものですが、手軽にボケを楽しむことができます。

一眼レフカメラの世界は本体(メーカー)へのこだわり、レンズへのこだわりと、知り始めるとどこまでも探求が続いていくので、ボケ1つにしても、気がついたらどっぷりとはまっていくはずです。

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in メモ,   アート, Posted by logc_nt

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