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ついに国内メーカーが「Windows Phone 7.5」スマートフォンを開発


iPhone、Androidに対抗する第三の勢力として注目を集めており、年内に国内発売される予定ではあるものの、「どのキャリアが」「どのメーカーが」といったことが一向に見えてこないWindows Phone 7を採用したスマートフォン。

SamsungやHTCなどの海外勢が先行する中、国内メーカーもリリースするのかどうかが気になっていましたが、ついにリリースするメーカーが明らかになりました。

Microsoft reveals new Samsung Windows Phone Mango device | WinRumors


この記事によると、マイクロソフトのOEM部門のバイスプレジデントSteve Guggenheimer氏が、同社が行ったWorldwide Partner Conferenceの会場において最新のWindows Phoneスマートフォンを紹介したそうです。

紹介されたモデルはいずれもWindows Phone 7.5(コードネーム「Mango」)を採用したモデルで、「Galaxy S II」に似たフラッグシップ機となるSamsung製端末やZTE、Acer製端末に加えて富士通東芝製の防水仕様モデルを紹介したとのこと。


また、Windows Phone 7.5の要求ハードウェア仕様は明かされていませんが、フロントカメラをサポートしていると予測されており、すでに1.5GHzのCPUや4.7インチWVGA(800×480)Super LCD液晶、800万画素背面カメラおよび130万画素全面カメラ、SRSサラウンドスピーカーなどを備えた「HTC Eternity」と呼ばれる端末の存在がリーク情報によって明かされています。

なお、マイクロソフトと提携してWindows PhoneスマートフォンをリリースすることになっているNOKIAは最初のモデルを9~10月にかけてフランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス、オランダに出荷するとみられており、デュアルコアCPUや1200万画素カメラ、QWERTYキーボードを備えたモデルや安価なモデルなどのリリースを計画しているとうわさされています。

ちなみに富士通東芝がWindows Phoneスマートフォンをリリースすることになった背景ですが、東芝が「T-01A」や「IS02」といった旧Windows Mobileスマートフォン、富士通はWindowsタブレットを発売しており、富士通東芝となってからもWindows 7ケータイ「F-07C」を発売するなど、もともとマイクロソフトとの親和性が高いメーカーであったことが考えられます。

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in モバイル, Posted by darkhorse_log

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