取材

落下角度121度は世界一、富士急ハイランドに新絶叫マシン「高飛車」誕生


富士急ハイランドは1996年には時速130km、落差70m、高さ79m、巻き上げ71.5mが当時世界一だった「FUJIYAMA」、2001年には最高速度172kmが世界一の「ドドンパ」、2006年には総回転数14回が世界一という「ええじゃないか」と、5年に1度に割合で大型絶叫マシンの追加を行っています。「ええじゃないか」から5年経った今年、富士急ハイランドに誕生した新たな絶叫マシンが「高飛車」です。

富士急ハイランド - 高飛車



その特徴は落下角度。通常、ジェットコースターというと斜めに敷かれたレールを駆け下りていくもの。どれだけ急なコースターでも90度ぐらいなのですが、この「高飛車」の落下角度は垂直からさらに抉りこむように落ちる121度。このコースターを一般公開前に体験する機会があったので、乗りに行ってきました。

富士山がよく見える晴天に恵まれたプレスレビュー当日。


「高飛車」遠景。なんだか竜がのたくっているみたいです。


なんか……すごいことになっています。


これが自慢の落下角度121度ポイント。


ひねりの回数もなかなかのもの。相当なスリルを楽しめそうです。


すでに園内には高飛車のパネルが。「鳥肌総立 冷汗滝落」という漢文風のアオリがいい感じです。


こちらが入り口。


絶叫優先券を購入すると行列に並ばなくても早く乗ることができます。


何しろ90度以上の落差なので、普通のジェットコースターよりも基準が厳しい気がします。


搭乗中の写真は自動撮影され、降りた後に購入可能。


こちらが入り口に設置されている券売機。


価格は1000円。


この日は実際に取材陣が体験できるということになっていたのですが、先駆けて挑戦するゲストとして富士急行スピードスケート部岡崎朋美さんらが登場。


実は岡崎さんたちは高飛車に乗るということを直前まで知らなかったらしく、気付いたらこのように乗せられていた……というわけ。


「大丈夫?変な汗とかかいてない?」と岡崎さん。


シートベルトを装着、ハーネスが降りて、もう逃げられません。


「いってきます」と元気な声とともに緩やかに闇に消えていく高飛車。その2秒後ぐらいには悲鳴が聞こえてきました……。


約2分で高飛車は1周して帰ってきました。


わずか2分の間に何があったのかわかりませんが、一仕事終えたかのような雰囲気。


このあとは続々と取材陣が送り出されていきました。その様子を見守っているのは富士急ハイランドで活躍する「絶叫戦隊ハイランダー」の新たな戦士、高飛車ゴールド。


新アトラクションということで興味があったのか、ハイランダーのええじゃないかレッドらも見学に来ていました。


降りたところには「高飛商店」があり、前述の写真のほか、高飛車グッズを発売しています。


お菓子でも121度が強調されていました。


実際にこの高飛車に乗ってみた様子については次の記事をお楽しみに。


・つづき
富士急の新絶叫マシーン「高飛車」に乗って撮影した激しいローリングの様子


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in 取材,   乗り物, Posted by logc_nt

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