アート

世界各地に存在するとてつもなく魅力的な寺院など10カ所


修学旅行や冠婚葬祭などで訪れる機会がある「お寺」ですが、世界中にはさまざまな場所に多種多様な宗教施設が建立されています。それぞれごとに独自の魅力があふれている優れた造形のお寺は、旅行の目的地として最適ではないでしょうか。

The Most Wonderful Temples Of The World | Lazy Palace

1:「虎の巣」とも呼ばれるタクツァン僧院

ブータンにあるパロ谷の高さ3000フィート(約910m)の崖に建てられているのが1692年に建立されたタクツァン僧院。ここはブータンで最も神聖な場所のひとつです。


僧院へ向かってハイキングしているムービーは以下から。

YouTube - Hiking up to Tigers Nest in Bhutan


2:白亜の寺院「ワット・ロン・クン」

「ワット・ロン・クン」はタイのチェンライにある真っ白な寺院です。チェンライ出身の有名な芸術家チャルームチャイ・コーシットピパットさんがデザインしたこの寺院は、世界中のどのお寺とも違う独創的なデザインによって新たな観光スポットと化しています。建設が始まったのは1997年ですが、現在でも建設途中とのこと。


寺院を詳細に映したムービーはこちら。

YouTube - The White Temple - Wat Rong Khun


3:プランバナン寺院群

850年頃に建てられた、世界遺産にも登録されている寺院「プランバナン寺院群」はインドネシア最大級のヒンドゥー教の遺跡です。8つの本殿があり、周囲には250もの小さな関連遺跡が存在します。2006年5月27日に発生したジャワ島中部地震で被害を受け、現在も修復が続いているそうです。


観光した気分が味わえそうなムービーは以下から。

YouTube - Prambanan Temple


4:シュエダゴン・パゴダ

ミャンマーのヤンゴンに建立された、高さ98mもの仏塔(パゴタ)が「シュエダゴン・パゴダ」です。考古学的には6~10世紀の間に建てられたと考えられていますが、伝説によれば2500年前の建立とのこと。


空撮を交えたムービーです。

YouTube - Shwedagon Pagoda


5:天壇(てんだん)

1420年に永楽帝によって建立された中国の北京にある史跡「天壇」は明清代の皇帝が天に対して祭事を行った祭壇で、世界遺産に登録されています。敷地は約273万平方メートルもあり、中でも画像の「祈年殿」は北京のシンボル的存在のひとつです。


実際の様子を映したムービーは以下から。

YouTube - Temple of Heaven


6:知恩院

1175年に建てられた京都府京都市東山区にある浄土宗総本山の寺院が「知恩院」です。創立者は浄土宗の宗祖である法然。修学旅行で訪れた経験がある人も少なくないのではないでしょうか。


JR東海による知恩院を題材にしたTVCMはこちら。

YouTube - JR東海 そうだ、京都行こう。 1997年 冬 知恩院編


7:ボロブドゥール遺跡

「ボロブドゥール遺跡」はインドネシアのジャワ島に位置する大規模な仏教遺跡で、形状としては仏塔(ストゥーパ)でもあり、その大きさは世界でも最大級となっています。この遺跡は長い間人々に忘れ去られたままジャングルに埋もれていましたが、1814年にイギリス人のトーマス・ラッフルズらによって再発見されました。総面積はおよそ1.5万平方メートルで高さはもともと42mありましたが、破損の末に33.5mとなっています。使用されたブロックの数は200万にもおよび、総重量は約350万トンだそうです。


実際に訪れた人が撮ったムービーはこちらから。

YouTube - Borobudur


8:ハリマンディル・サーヒブ

1604年に完成した、インドのパンジャーブ州に所在するシク教の総本山が「ハリマンディル・サーヒブ(ゴールデン・テンプル、黄金寺院)」です。寺院の周囲を囲む池の水は聖水として扱われています。


観光客気分が味わえそうなムービーは以下から。

YouTube - The Golden Temple of the Sikhs, Amritsar


9:ランガナータスワーミ寺院

「ランガナータスワーミ寺院」はインド最大の寺院都市シュリーランガムにある、総面積2500平方メートルもの巨大なヒンドゥー教の寺院です。現存している建築物のほとんどは17世紀に建てられたそうですが、最初に建設されたのは13世紀ごろとみられています。最も高い南門は72mで、1987年にユネスコの援助を受けて完成しました。


現地人らしき人物が撮影したこのムービーは、見づらいですが現地の雰囲気は良く出ています。

Srirangam


10:アンコール・ワット

30数年の歳月をかけ、12世紀前半にヒンドゥー教寺院としてカンボジアに建立された「アンコール・ワット」は、日本でも報道写真家の一ノ瀬泰造による書籍およびそれを原作とした映画「地雷を踏んだらサヨウナラ」などによってよく知られています。世界最大の宗教建造物で、カンボジアのシンボルとして国旗にも描かれており、世界遺産に登録されています。なお、1632年の時点で日本人の森本一房が参拝に訪れ、回廊の柱に落書きを残しました。


カンボジアの魅力が伝わってくる、高木壮太さんによる短編記録映画は以下から。

YouTube - 短編記録映画「アンコールワットへの道」

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in 動画,   アート, Posted by darkhorse_log

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