取材

大阪城や安土城、金閣寺などすさまじいクオリティの城や寺のモデルキット「木製日本建築模型」


城をモチーフにしたプラモデルは数多くありますが、静岡ホビーショーに出展されたウッディジョー「木製日本建築模型」はそんな城の模型の中でも驚くべきクオリティを持ち、木製であることによる独特のリアルな雰囲気を醸し出しています。

1/150スケールの城シリーズは1キット約3万円と非常に高価なモデルですが、その格調の高さを考えると、一家に一城置いてみるのも乙なのではないでしょうか。


木製日本建築模型の実際の見た目は以下から。【木製模型】 株式会社ウッディジョー Woody JOE

現在大阪にある大阪城は、安土桃山時代に豊臣秀吉が石山本願寺跡に築城し、その後豊臣氏の滅亡とともに焼失したものを「大阪夏の陣図屏風」や豊臣の時代の資料を参考に昭和6年に復興したもの。この「大阪城天守閣」も現在の大阪城をモデルに作られています。


初重から4重の白漆喰壁は徳川時代のもの。5重の望楼部分は鶴と猛虎を金装飾であしらった豪奢な豊臣時代のものとなっています。


愛知県名古屋市中区本丸にある「名古屋城」は、織田信長誕生の城とされる那古野城跡に徳川家康が九男義直のために築城したとされています。天守台石垣は築城の名手である加藤清正が築き、天守は小堀遠州が作事奉行を務めています。


天守閣の上に輝く金鯱は、現在も名古屋の町のシンボルとなっています。


「姫路城」は白鷺城とも呼ばれ、日本における近世城郭の代表的な遺構として国宝にも指定されています。


5重6階の大天守と3重の小天守(東小天守・乾小天守・西小天守)で構成されており、各天守の間は2重の渡櫓で結ばれる「連立式天守」の様相が再現されています。


「安土城天守閣」は織田信長によって築城され、大型の天守を初めて持った城として知られています。明智光秀が山崎の戦いで討たれた後、天守閣は焼失してしまいましたが、宣教師ルイス・フロイスなどの記録により、その内容を知ることができます。


天守は5重6階地下1階で最上階は金色、下階は朱色の八角形という特異な風貌。


熊本城は加藤清正の居城として、中世に築かれた千葉城、隈本城を取り込んで築城されました。このキット「熊本城天守閣」では、その天守閣を再現。


天守は連結式望楼型で、大天守は3重6階地下1階、小天守は3重4階地下1階となっています。


「松本城」は長野県松本市にある城で、石川数正とその子康長が、天守を始め城郭・城下町の整備を行いました。天守は国宝に指定されています。


「松江城」は島根県松江市殿町にあった城で、宍道湖北側湖畔の亀田山に築かれ、江戸時代には松江藩の藩庁として、出雲地方の政治経済の中心となりました。明治時代初頭に廃城令によって存城処分となったため、天守のみが陸軍省の所管として残され、現在では山陰地方で唯一天守を残している遺構となっています。


天守は外観4重内部5階地下の穴倉1階、天守の南に地下1階を持つ平屋の付櫓を付けています。


木製日本建築模型のシリーズは城だけでなく寺院などもそろっており、5月中旬に新発売の「投入堂」は、鳥取県のほぼ中央に位置する三徳山(標高900メートル)に境内を持つ山岳寺院「三仏寺」の奥院にあたる建物。垂直に切り立った絶壁の窪みに建てられた他に類を見ない建築物で、国宝に指定されています。


これが「投入堂」の組み立て前のキット。通常のプラモデル同様、木でできていますがパーツは簡単に枠から取り外すことができ、ちゃんと組み立て式になっています。


キットによっては地形も同梱されており、投入堂では切り立った崖がセットになっています。


三島由紀夫の小説「金閣寺」で「この世で最も美しいもの」として描かれた「鹿苑寺金閣」も白木造りの豪華なキットで再現。


金閣は初層・二層・三層のそれぞれに異なる様式を採用しており、初層は寝殿造風の「法水院」、二層は書院造風の「潮音洞」、三層は禅宗様の仏殿風で「究竟頂」となっています。


究竟頂の上には鳳凰が翼を広げています。


閣の西にある漱清では、足利義政が手水を使ったとされています。

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in メモ,   取材, Posted by darkhorse_log

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