2ちゃんねるで最近見なくなった死語ランキング、「キボンヌ」や「逝ってよし」「あぼーん」などが登場

1999年5月にオープンし、今年で12周年を迎える巨大掲示板群「2ちゃんねる」において、最近見かけなくなった「死語」のランキングが公開されました。

「キボンヌ」や「逝ってよし」「あぼーん」といった、あらゆる場所で見られた単語だけでなく、「オンドゥルルラギッタンディスカー」などの比較的短いスパンで流行した単語も登場しており、使っていた時代を思い返して懐かしむも良し、「嫌！そんなの思い出させないで！せっかく忘れてるのに掘り起こさないで！」と絶叫するも良し……という内容となっています。

詳細は以下から。
「２ちゃんねる」で最近見なくなった死語ランキング - ネットランキング - goo ランキング

NTTレゾナントが運営するポータルサイト「goo」で発表された「2ちゃんねるで最近見なくなった死語ランキング」によると、1位は「キボンヌ」で2位が「逝ってよし」、3位に「あぼーん」がランクインしたそうです。

トップ10はこんな感じ。

各単語の意味と用例などは以下の通り。

1位.キボンヌ
「希望します」の意。「○○な画像キボンヌ」などの形で利用。語源は2000年の夏季オリンピックシドニー大会、陸上競技100ｍハードルに日本代表として出場した金沢イボンヌ選手だとか。

2位.逝ってよし
「死ね」の意。2ちゃんねる内では「死ね」を「氏ね」と表記する場合も。

3位.あぼーん
2ちゃんねるにおいて「荒らし」投稿や個人情報などの不適切な投稿が削除された痕跡として表示されるもの。なお、「あぼーん」の語源は英語の「a bone（骸）」だそうです……。

4位.藁
「笑い」の意。場を和ませる効果だけでなく、嘲笑の意味合いも含むため、使いどころには注意が必要でした。

5位.香具師
「奴」の意。「奴」→「ヤツ」→「ヤシ」→「香具師（やし）」という風に変化。

6位.乙カレー
「おつかれさま」の意。

7位.～と言ってみるテスト
投稿する際に語尾に付けることで、相手の反応を窺う予防線的なニュアンスを含むもの。

8位.びっくりするほどユートピア！
「魔法陣グルグル」が元ネタで、気分がふさぎ込んでいる時、落ち込んでいる時に、自分のお尻を両手でバンバン叩きながら白目をむき、ベッドを昇降しながら大声で唱えると気分が晴れやかになり、部屋にたまっている女の悪霊も退散して幸せになれるという、ありがたいおまじない……だそうです。

やり方を解説したAA（アスキーアート）とセットで以下のように用いられますが、使いどころは難しいかもしれません。

9位.オンドゥルルラギッタンディスカー
2004～2005年にかけて放送された「仮面ライダー剣」において、椿隆之演じる主人公・剣崎一真の滑舌が悪く、「本当に裏切ったんですかー」が「オンドゥルルラギッタンディスカー」に聞こえたことによるもの。

「オンドゥル語」として仮面ライダー剣の視聴者以外にも広まり、Wikipediaでも単独ページで解説されるなど、一時期非常に大きな人気を集めました。

10位.餅つけ（もちつけ）
「落ち着け」の意。以下のようなAAとセットで利用されることも。ちなみに「藻前」は「お前」の意です。