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146本のボトルで演奏する超絶技巧曲「チャールダーシュ」


チャールダーシュ」と聞いてもピンと来ない人も多いかもしれませんが、ハンガリーの古語で「酒場風」という意味の舞踊曲のスタイルで、ロマの人々により中欧・東欧諸国へ広まりました。ヴィットーリオ・モンティ作曲の「チャールダーシュ」などは、日本でも誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

テンポが速くトリルを多用し金管楽器などでは超絶技巧曲として知られるこの曲を、「酒場風」の名にふさわしく146本の空き瓶で演奏してしまった動画は、「やってみたい」と思わせつつ一朝一夕にはまねできないような完成度となっています。

再生は以下から。YouTube - Czardas on 146 Bottles!


水を入れ音階を調整したボトルを146本並べ、1人が演奏している間にあとの2人が移動し、3人がかりで演奏します。


後方にグランドピアノが見えますが、撮影はコークの音楽学校Cork School of Musicの教室で行われたそうです。


教壇も利用。どうやらマレットの代わりにナイフを使って演奏しているようです。


ロッカーの上も使ってフィナーレ。「酒場風」の音楽「チャールダーシュ」にふさわしく、ウォッカやビール、ワインなどさまざまな酒瓶が見えますが、街のパブでもらってきたもののようです。


なお、この3人のアイルランド人男性がイタリア・トリエステで雨に降りこめられた日に作ったという前作「101本のボトルで熊蜂の飛行」の動画は以下から見ることができます。

YouTube - Flight of the Bumblebee on 101 Bottles!

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in 動画, Posted by darkhorse_log

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