取材

「みのりスクランブル!」の声優オーディション結果発表は驚きの現役女子高生起用


前回のマチ★アソビ vol.4声優の公開オーディションを行った「みのりスクランブル!」ですが、ついに本日オーディションの結果が発表となりました。

徳島にスタジオを開設したユーフォーテーブルが徳島で声優を応募する、地域密着型のアニメ制作という新しい形の展開を見せている「みのりスクランブル!」ですが、なんと晃(あきら)役にに徳島の現役女子高生が起用されるというサプライズがあり、会場に集まったファンからもどよめきと歓声が沸き起こっていました。その実力のほどは、いったいどんなものなのでしょうか。

オーディション結果発表の詳細は以下から。当日の徳島は肌を刺すような寒さ。西行寺幽々子に扮した司会者が、ufotable 近藤プロデューサーの到着をお知らせ。


近藤プロデューサーと野中監督、そして芳文社の小森氏が入場。


ufotable 近藤光プロデューサー(以下、近藤):
実はオーディションの審査自体は年末の段階で終わっていたんですが、年末に発表するくらいなら、せっかくだしマチ★アソビで発表しようよということで、引き延ばしていたんです。そういうわけで、「みのりスクランブル!」の声優オーディションの結果を発表します。


まずはみのり役、阿久津加菜さん!


たまき役、五十嵐裕美さん!


そして晃役は徳島の現役女子高生、高井舞香さん!


それじゃあ、監督と小森さんから、選考の理由を発表してもらいましょう。


ufotable 野中卓也監督(以下、野中):
ufotableは実はあんまり声優さんに詳しくなくって、この人にやってもらおうっていうのはあんまり無いんですね。その分、オーディションは本当にいい人を選ばせてもらいました。つきねこがふたり入っているっていうのは、出来レースなんじゃないかって思われるんじゃないかっていうのもあったんだけど、やっぱり一番いい人を選んだ結果こうなりました。


芳文社編集 小森一也氏(以下、小森):
僕は選考が進んでから見せてもらったんですが、つきねこは徳島慣れしているというか、いい感じに力が抜けていたのが良かったですね。

五十嵐裕美(以下、五十嵐):
オーディション慣れじゃなくて徳島慣れなんですね(笑)


小森:
高井さんは実際高校生とは思えない度胸があって、実力がある。そういうわけでオーディションの選考結果には文句なしにOKを出させていただきました。


近藤:
それじゃあ、みのり役の阿久津さんから、みのり役に向けての抱負をどうぞ。

阿久津加菜(以下阿久津):
じつはみのりのオーディションを受けようか、すごく迷ったんです。ただ、受けるからには絶対にやりたいと思っていたので、役をお受けすることが決まって、すごくびっくりしているのと同時に、すごくうれしいです。実はみのりってほとんどしゃべらないんですけど……。


近藤:
みのりっていうのは、ペンギンなんですよ。だから日本語はしゃべらない(笑)

阿久津:
ペンギンの役ですが、一生懸命がんばります(笑)


近藤:
ペンギンだけどみのりは主人公だからね、「みのりスクランブル」だから! もしかしたらこれからしゃべるようになるかもしれないし(笑)

それじゃあ、高井さん、どうぞ。

高井舞香(以下、高井):
まず、徳島でオーディションを開いてくださったufotableさん、本当にありがとうございます。徳島でオーディションを開いていただいたおかげで、地元の単なる高校生の私が、こうして役をいただけることになりました。私は、徳島市立高校という徳島で唯一の市立高校に通っていて、地元の演劇団に所属して演劇をやっています。


みのりスクランブルは、徳島にスタジオがある会社の作品で、県民の私も声優として出演してます。徳島の人にはぜひ見てもらいたいですね。徳島の人は絶対見てください! もちろん徳島以外の人も見てください、楽しいアニメにできるよう、一生懸命がんばります!


五十嵐:
高井さん、高校生だけどこの通りすごくしっかりしてるんで、私もがんばらないと……もう自分のことだけ考えて、一生懸命やります(笑)


近藤:
今回は五十嵐を中心に考えたんだよね。なんといってもたまきが一番しゃべるから。こうしてマチ★アソビでつきねこが徳島に来るようになって、徳島の高校生の高井さんを入れて、このメンバーでみのりスクランブルをやるっていうことになってみると、なんだか運命的なものを感じるよね。つきねこはもう徳島に来たら放置だもん。俺はほかで忙しいし、つきねこは放っておいてもちゃんとやってくれるしね。

阿久津:
回を追うごとに社長が離れて行ってる気がしますよ!

五十嵐:
徳島の皆がいるからいいですよ!


近藤:
そうそう(笑)

近藤:
さてこれから皆で記念撮影をしたいと思います。みのり役の阿久津とたまき役の五十嵐には、特別にパネルを用意したから、そこから顔を出してください。

阿久津:
私たちは全身写らないんですか!?(笑)


ぶーぶーと文句を言いつつも、集まってくれたお客さんと「みのりスクランブル」のメンバーで写真撮影。


会場では滑らかな発声と、高校生とは思えないくらい堂々とした挨拶を披露した高井舞香さんですが、実際のアニメではどんな演技になるのでしょうか。

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in 取材,   アニメ, Posted by darkhorse_log

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