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トップレスで月まで、地上クルーのイタズラでアポロ12号に乗せられたプレイメイトのグラビア


1969年に月面軟着陸を成功させたアポロ12号。故郷を遠く離れた乗員たちが心細い思いをしないように……という地上クルーからのささやかな配慮により、3名の乗員それぞれがミッション中に参照するチェックリストやキューカードにはPLAYBOYのグラビアが隠されていて、月での任務中に乗員たちをドキっとさせることに成功したそうです。

そのグラビアのうち、縮小コピーでなくカラーのグラビアがそのまま月へ行った唯一のもの、司令船「ヤンキークリッパー」のキューカードに仕掛けられていた「ミス8月」のプレイメイトのカレンダーフォトが、司令船操縦士のリチャード・ゴードン氏によりオークションに出品されています。

詳細は以下から。RR Auction: Bidtracker Item Detail

1969年11月14日、ケネディ宇宙センターから打ち上げられるアポロ12号。


3名の乗員たち。左からピート・コンラッド船長、リチャード・ゴードン司令船操縦士、アラン・ビーン月着陸船操縦士です。


ミッションの記章には3名の乗員の名が記され、3名とも海軍出身である背景から帆船が描かれています。4つの星は3名の乗組員と、訓練中に墜落死した宇宙飛行士のクリフトン・ウィリアムズを表しているそうです。ウィリアムズはコンラッドやゴードンとともにアポロ9号の予備乗員として訓練していて、順調にいけばアポロ12号の月着陸船操縦士となるはずだったのですが、1967年10月にT-38練習機の計器故障により墜落し、宇宙へ行くことなく亡くなりました。


アポロ12号のミッションは、コンラッドとビーンが月着陸船で月へ降り立つ間ゴードンは月軌道上の司令船に残り、のちにまた合流するという役割分担。月面着陸船から出て月の石を採取したりする船外活動「EVA1」と「EVA2」の際にはコンラッドとビーンは手首にチェックリストを装着していたのですが、その中にプレイボーイのグラビアを縮小コピーしたものが隠されていました。


月へ降り立った乗員へ「Seen any interesting hills and valleys?(気になる丘や谷間はあったかしら?)」とほほえみかけるプレイメイト。身一つで月面を歩く宇宙飛行士の緊張や心細さをほぐしてくれたはずです。


一方、月軌道を一人漂うゴードンも心細いはず……というわけで、このミッション中にゴードンが使うキューカードには、「ミス8月」デデ・リンドのグラビアが紛れ込まされていました。これが、今回オークションに出品されることとなったもの。水着の跡がセクシーなデデ・リンドは1967年の「ミス8月」ですが、このカレンダーはミッションが行われた1969年の11月のものです。


4.5インチ×6.25インチ(約11.5×15.9cm)のカードの裏には、司令船内に固定するためのベルクロストラップも残っています。「Flown on Apollo XII(アポロ12号に搭乗)」という言葉とともに、司令船操縦士リチャード・ゴードンのサイン入り。


月へ行った本物であるという保証書は、ミッションの記念にこのキューカードを保存していたというゴードンによりサインされています。


また、モデルのデデ・リンドによりサインされた8.5インチ×11インチ(約22×28cm)の写真も付いてきます。「ピート(コンラッド)とアル(ビーン)はグレートなディック(リチャードの愛称・男性器の隠語)を月軌道に残していってくれたの」というコメント入り。


キューカード・サイン入り写真・保証書のセットは落札開始価格1000ドル(約8万3000円)で、2011年1月13日に入札が開始される「RR Auction Space Auction」に出品されています。

なお、1969年11月24日に無事3人を乗せ地球へ帰還した司令船「ヤンキークリッパー」は、現在バージニア州ハンプトンの博物館Virginia Air and Space Centerで展示されているそうです。

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in メモ,   Posted by darkhorse_log

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