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東芝が65インチ大画面裸眼3Dテレビのプロトタイプや新型タブレット端末を開発


東芝が世界初となる視聴位置に応じて位置や角度が異なる複数の映像を同時に映し出す「インテグラルイメージング(光線再生)方式」を採用することで3Dメガネが不要になった「グラスレス3D REGZA(レグザ)」2機種を12月下旬に発売しましたが、いずれも大きさは12インチ、20インチとリビングなどで利用するには物足りないサイズでした。

しかし新たに、65インチと56インチという非常に大きな画面を採用したモデルのプロトタイプを開発したことを明らかにしました。また、新型タブレット端末なども開発されています。


なお、上記画像は12インチモデルの「グラスレス3D REGZA 12GL1」です。

詳細は以下から。
東芝:ニュースリリース (2011-01-05):「2011 International CES」の出展について 

東芝のプレスリリースによると、同社は1月6日からアメリカのラスベガスで開催される世界最大の家電見本市「2011 International CES」において、「Fun and Easy by Leading Technology」をコンセプトに、次世代のデジタルライフを実現する新商品および先進技術を出展するそうです。

まず、専用メガネなしで3D映像が視聴できる液晶テレビについて、すでに発売されている12インチモデルと20インチモデルに加えて、画質や臨場感を訴求した大型サイズとなる65インチモデルと56インチモデルのプロトタイプを参考展示するとのこと。

また、テレビにインターネットを接続し、視聴者の関心がある映像がサムネイルとして画面下に表示される「YouTube」の視聴者を対象としたインターフェイス「YouTube Leanback」やテレビとパソコンを連動させた「Skype」のデモが行われるとされています。

そして裸眼3D技術を採用した「グラスレス3DノートPC」とタブレット端末の参考展示も行われるとされており、タブレット端末についてはGoogleの「Android」を搭載した最新モデルとマイクロソフトの「Windows」を搭載したモデルが出展されるそうです。

あくまで参考出展であるため、各製品が製品化される時期は異なると思われますが、裸眼3D液晶の大型化が実現しているということは、今後の3Dテレビにとって大きな進歩だと言えるのではないでしょうか。

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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