5トントラックに轢かれても大丈夫、高い信頼性を実現した32GBモデルのmicroSDHCカードをサンディスクが発売へ

各社からAndroidスマートフォンが発売される中、大容量のmicroSDHCカードに注目が集まっていますが、フラッシュメモリ大手のサンディスクが本日、最新モデルとして32GBモデルを発表しました。
防水性や耐震性、磁気耐性などを備えた高耐久モデルで、なんと5トントラックに轢かれても壊れないとされているため、スマートフォン本体を水没させてしまった時などに、せめてデータだけでも救出できる可能性があることを考えると、十分選択肢になるのではないでしょうか。
詳細は以下から。
サンディスクのプレスリリースによると、本日、同社最大容量となる携帯電話向けメモリーカードとなる32GBのmicroSDHCカードを発売したそうです。今回発売されたモデルは「スピードクラス4」をサポートしており、市場想定価格は1万5000円前後で保証期間は5年間。
スマートフォンはアプリケーションのダウンロードや音楽、高画質写真などのユーザーデータの保存に相当の記録容量を必要としますが、32GBのデータ記録容量を提供することで、スマートフォンの性能を存分に引き出すことが可能になるとのこと。
これが新たに発売されたmicroSDHCカードです。

また、サンディスクのSDHCカードなどの全ラインアップは、日常のトラブルから大切なメモリーを守るために、さまざまな厳しい条件下でテストされており、今回新発売されたmicroSDHCカードも以下のような高い信頼性を備えているそうです。
防水性:水深1mの海水または淡水で最大72時間の耐久性があります。
温度耐性:-25度~85度の温度で動作する耐久性があります。
衝撃・振動耐性:最大500Gsの衝撃に対する耐久性があります。
衝撃耐性:最大5mから落下しても、5tトラックに轢かれても壊れません。
X線・磁気耐性: 空港のX線検査による影響や磁気によるダメージを受けません。
多くの人が携帯電話にアドレス帳や大事なメール、記念の写真など、重要なデータを保存しているかと思われますが、いざという時のための保険として購入してみるのもいいかもしれません。
サンディスクの公式ページは以下から。
SanDisk | メモリーカードはサンディスク

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