メモ

Google、2010年度の日本国内年間検索ランキングを発表、詳細なカテゴリ分けによる集計も

by KRISnFRED

Googleの集計による、日本国内での年間検索ランキングが発表されました。

2010年にGoogleで最も多く検索されたワードや、検索ボリュームが急上昇した話題のワードをカテゴリ別に紹介しており、「2010年総合ランキング」のほかにも企業名やブランド名、2010年のニュースや映画、「とは」を末尾につけて検索されたワードなど、多岐にわたるランキングが掲載されています。

ランキング詳細は以下から。Google Zeitgeist Japan



◆総合ランキング一覧

2010年総合ランキングでは昨年2位だったYouTubeが1位に返り咲き、前年度は5位で、日本進出を進めているFacebookが3位にランクイン、またTwitterがランキング圏外から8位に入るなどの変動がありました。

a. 2010年総合ランキング - Google Zeitgeist Japan



2010年6月にGoogleがリリースしたレシピ検索では、かぼちゃなどの材料名での検索が大半を占めています。唯一、6位に「スペイン」という国名がランクインしているので、スペイン料理のレシピを探す人が多かったのかもしれません。

b. レシピ検索 - Google Zeitgeist Japan



企業名に絞ったランキングでは、再編が進む航空業界からANAとJALがそれぞれ1位、2位に。3位はシャープ製Androidスマートフォン「IS03」の発売など、スマートフォンの展開で勢いを見せているauでした。

c. 企業名 - Google Zeitgeist Japan



ファッション・コスメブランドが名を連ねるブランドランキングは世相を反映しているのか、1位の「ユニクロ」にはじまり4位の「しまむら」まで、安価なファストファッションブランドが軒を連ねています。

d. ブランド名 - Google Zeitgeist Japan



◆急上昇ランキング一覧

ここからは昨年に比べて検索ボリュームが急増したワードをリスト化した「急上昇ランキング」。メインのランキングではiPadXperiaといったガジェットに混じって楽天銀行(旧イーバンク銀行)がトップ3入り。10位には「ハートキャッチプリキュア!」もランクインしていますが、タイトル末尾の「!」がない状態での検索が多かったようです。

a. 急上昇ワードランキング - Google Zeitgeist Japan



2010年のニュースで検索される回数が多かったのは、ワールドカップや小惑星探査機「はやぶさ」に関連するものでした。

b. 2010年のニュース - Google Zeitgeist Japan



映画ランキングは「ハート・ロッカー」が堂々の1位。3D映像による上映が話題となったアバターは3位。アニメ作品では「劇場版メタルファイト ベイブレードVS太陽 灼熱の侵略者ソルブレイズ」には及ばなかったものの、「劇場版Fate/stay night - UNLIMITED BLADE WORKS」や「銀幕ヘタリア Axis Powers Paint it,White(白くぬれ!)」など比較的大人向けの作品も健闘していました。

c. 映画ランキング - Google Zeitgeist Japan



Google検索する際にキーワードの後ろに「とは」をつけて検索する方法がありますが、未知のキーワードに対して使われることが多いもの。今年多くの人にとって気になるキーワードだったのは「USTREAM」「ブブゼラ」などでした。

d. 「○○とは」? - Google Zeitgeist Japan



続いて、単語の後ろに半角スペースを挟んで「意味」と付記して検索する「意味検索」では、映画のタイトルとなった英単語「inception(インセプション)」が1位に輝きました。

e. 意味検索 - Google Zeitgeist Japan



急上昇の人物ランキングでは、長期休業を経て11月27日の「めちゃ2イケてるッ!」から芸能界復帰した岡村隆史が1位。2位、3位はAKB48のメンバーがランクイン。

f. 急上昇の人物 - Google Zeitgeist Japan



女性有名人だけに絞ると、トップ3は全てAKB48のメンバーが独占しています。

女性有名人 - Google Zeitgeist Japan



男性有名人の1位は総合と同じく岡村隆史。4位にさりげなくマツコ・デラックスが入っているのが興味深いところです。

男性有名人 - Google Zeitgeist Japan



デバイスではやはりiPadやXperiaの注目度が高く、ウェブサービスでは画像投稿サイトニコニコ静画(W)Twitterに関して調べる人が多かった模様。

g. Web、テクノロジー部門 - Google Zeitgeist Japan



その他にも、地域別のご当地キーワードランキングも掲載されていて、京都では「ヨドバシカメラ」、静岡ではお台場から移設された実物大の「ガンダム」などその土地らしいキーワードも散見されるので、地元のものを見てみるのも楽しいかもしれません。

3. 地域別 急上昇ランキング - Google Zeitgeist Japan


この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
Google2014年検索ランキングついに発表、総合1位・急上昇1位・ニュース1位、そして人気のキャラクター1位は? - GIGAZINE

Yahoo!JAPANが2010年の検索ワードランキングを発表、「Twitter」が初ランクイン - GIGAZINE

Google、2007年日本国内キーワード検索ランキングのトップ30発表 - GIGAZINE

Google日本語版の検索ランキングは「地図」「翻訳」「辞書」が三強 - GIGAZINE

in メモ, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.