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ハリウッド映画の歴代興行収入ランキングトップ10


ハリウッド映画の歴代作品興行収入ランキングのトップ10がまとめられていました。あちこちで話題になったので、ジェームズ・キャメロン監督の「アバター」が第1位、そして「タイタニック」が第2位である、ということを知っている人はかなり多いと思うのですが、では、第3位や第4位にはどういった作品が並んでいるのでしょうか。

ひょっとすると、「この作品がこんなにもヒットしたなんて!?」と思うような作品が入っているかも知れません。

「アバター」以下、トップ10作品はこんな感じ。
COOL NET PIX: Highest Earning Hollywood movies of all time

All Time Worldwide Box Office Grosses

第1位アバター(2009)ー27億ドル(約2189億円)以上
2009年12月16日(日本では12月23日)に公開された映画「アバター」は興行収入20億ドル以上。ハリウッドNo.1というだけではなく、世界でもNo.1の収益を上げた作品となりました。監督はジェームズ・キャメロンで、アカデミー賞では監督賞、作品賞など多くの賞にノミネートされました。

海兵隊員のジェイク・サリー(サム・ワーシントン)は、アバターと呼ばれるボディに意識だけ移して先住民ナヴィと交流し、豊かな鉱物資源の上に位置している村から立ち退かせるという極秘任務に就きます。ジェイクはナヴィの族長の娘ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)と仲を深める中で、星を守ることを考えるようになり、資源のためにナヴィの村を攻撃しようとする大佐(スティーヴン・ラング)との戦いに挑むことに。


現在、8分半の新規カットを追加した「特別篇」が公開されています。

第2位タイタニック(1997)ー18億ドル(約1460億円)以上
1997年12月19日に公開された映画「タイタニック」は、アバターと同じくジェームズ・キャメロン監督作品です。豪華客船タイタニック号に乗り込んだジャック(レオナルド・ディカプリオ)はローズ(ケイト・ウィンスレット)と出会って恋に落ちますが、その先に待っているのは悲劇的な運命でした。

2010年に「アバター」に抜かれるまで、10年以上にわたってトップに君臨していた作品です。公開当時に学生以上の年齢だった人は、超ロングラン上映していたので劇場で1度以上見たという人も少なくないのではないでしょうか。

第3位ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還(2003)ー11億ドル(約892億円)
トールキンの「指輪物語」を原作とした壮大な空想アドベンチャー映画「ロード・オブ・ザ・リング」。3部作の完結編である「王の帰還」がランクインしていました。監督はピーター・ジャクソンで、アカデミー賞では作品賞、監督賞を始めとする11部門を受賞しました。

ちなみに、シリーズ第1作「ロード・オブ・ザ・リング(旅の仲間)」は8億7000万ドル(約705億円)、第2作「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」は9億2500万ドル(約750億円)で、シリーズを重ねるごとに興収が上がっていった作品と言うことになります。

第4位パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト(2006)ー10億6600万ドル(約864億円)
「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズもまた、興行収入ランキング上位作品の一つ。シリーズ第2作目である「デッドマンズ・チェスト」が最も興行収入が多く10億5000万ドル。ちなみに1作目の「呪われた海賊たち」は6億5000万ドル(約527億円)、3作目の「ワールド・エンド」は9億6000万ドル(約778億円)だそうです。

2011年にはシリーズ4作目となる「オン・ストレンジャー・タイズ」の3D公開が予定されています。

第5位:トイ・ストーリー3(2010)ー10億6000万ドル(約860億円)
「子どもたちが見ていないときに、実はおもちゃ達は動いているのではないか」という単純明快なコンセプトで作られた映画シリーズ3作目。1作目の公開から10年が経過していますが、作中でも同じく10年が経過し、おもちゃのカウボーイ・ウッディたちの持ち主だった少年アンディは大学に進学するぐらいに成長。おもちゃをどうするのか……というところは、自身の経験と重ねて感動した人も多いのでは。

ここにランクインした中では唯一のアニメーション映画です。

第6位:アリス・イン・ワンダーランド(2010)ー10億1000万ドル(約820億円)
ティム・バートン監督と主演ジョニー・デップというコンビによる作品。2010年に公開された実写映画の中では最も高位にランクインしました。19歳になったアリスが、子どものころに訪れた不思議の国に再び訪れることになり、旧友らとともに「赤の女王の時代を終わらせる」という真の運命に出会うという、ちょっと変わったお話です。

第7位ダークナイト(2009)ー10億ドル(約810億円)以上
クリストファー・ノーラン監督によるスーパーヒーロー映画「ダークナイト」がランクイン。タイトルには入っていませんが「バットマン ビギンズ」から再スタートした「バットマン」シリーズの第2作目ということになります。アカデミー賞では、ジョーカー役を演じながらも急逝したヒース・レジャーが助演男優賞を受賞しました。

「The Dark Knight Rises」、あるいは「ゴッサム」と呼ばれる続編が予定されています。

第8位ハリー・ポッターと賢者の石(2001)ー9億7000万ドル(約786億円)
J・K・ローリングの児童文学シリーズを映画化したもので、この後シリーズ全作が映画化されることになりました。11月19日から最終章である「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part1」が公開されます。

第9位パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(2007)ー9億6000万ドル(約778億円)

第10位:ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007)ー9億3000万ドル(約754億円)

なお、「COOL NET PIX」では、1993年のスティーヴン・スピルバーグ監督作品「ジュラシック・パーク」の興行収入を9億9400万ドル(約806億円)以上、ローランド・エメリッヒ監督の「インデペンデンス・デイ」(1996)の興行収入を9億9000万ドル(約802億円)以上、1994年のディズニー映画「ライオン・キング」の興行収入を9億8700万ドル(約800億円)以上としており、これらの数字が本当であれば「ハリー・ポッターと賢者の石」を抜いて、それぞれ第8位~第10位にランクインすることになります。

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in 映画, Posted by logc_nt

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