2010年10月20日 19時00分ハードウェア

絶大なインパクトを放つ髪型の男性がフィンランドなまりで自慢のレコーダーたちを紹介

「ターミネーター」や「エクソシスト」「ポリスアカデミー」などの映画音楽にのって「ハイ・フィレディトゥ（high fidelity）」「ヒーフィー！（hi-fi）」「リモテコントロール（remote control）」などとチャーミングなフィンランドなまりの英語で自慢のビデオテープレコーダーのコレクションを披露する男性。

独特の語り口に見事なボウルカットの髪型も相まってインパクト抜群の動画は、世界中のファンをとりこにしているようで、2010年10月13日にアップロードされて以来、早くも再生回数は40万回を超えています。

再生は以下から。YouTube - My VCR collection VHS recorder

「ターミネーター」の音楽にのって「ヘローエブリバディ、ウェルカムトゥウォッチマイホームヴィディオコレクションズ！（Hello everybody, welcome to watch my home video collections）」と澄んだ瞳であいさつする男性。

「タッティスマイヴィディオテープレコーダー（That is my video tape recorder）」と真剣な面持ちで紹介を始める横顔。

「オー、アイライクダッ（Oh...I like that）」というところで音楽はおもむろに「エクソシスト」のテーマに。不気味な雰囲気が漂います。

しかしフィリップスはメカニクス的にはよくない（Not good）とのこと。

Salora（フィンランドのメーカー）の「ハイフィデルトゥ（high fidelity）」の方が良いとのことです。

音楽が「ドニー・ダーコ」（Gary Julesがティアーズ・フォー・フィアーズのMad Worldをカバーしたもの）に変わったところで「Oh, what is that? JVC, oh I see, basic model」と自問自答。ちなみにJVCはビクターのグローバルブランドです。

AKAIの「インタレッセンハイクワリトゥ（Intelligent High Quality）」モデルも所有。

「ヒーフィーサムスンオーヤー（Hi-fi Samsung, oh yeah）」。サムスンはベーシックなビデオとのこと。

「ポリスアカデミー」のテーマにのって「サッパートライブ、パナソニック！パナソニックイスベストメカニックス（Super Drive, Panasonic! Panasonic is best, mechanics）」とパナソニックを絶賛。

「Philips...Philips is bad. Very bad」と、とにかくフィリップスは評価が低いようです。

音楽が「ミッション:インポッシブル」にかわったところで「アンダットイスパナソニックアガイン（And that is Panasonic again.）」と再びパナソニック登場。「Panasonic Yeah! Yeah, Panasonic is best」と絶賛しています。

ソニーのリモテコントロール（remote control）は紛失してしまったとのことですが記憶ちがいでなくしたのはソニーではなかったかもしれないと訂正しています。そして「JVC, second best. Panasonic is best, JVC second, and Sony is three」と、パナソニック1位、JVC2位、ソニー3位という評価を語っています。フィンランド人のVCR愛好家が選ぶベスト3がすべて日本のメーカーというのはうれしいかぎりです。

その後も「ゴーストバスターズ」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」「インディ・ジョーンズ」などの映画音楽にのせて「パナソニック最高」「JVCまあまあ」「フィリップスはゴミ」「フィリップスのターボドライブには気をつけろ」といったことを熱っぽく語り、リモコンをなくしたのは三菱だったと思い出したりしています。