生き物

ネコ嫌いから一転、野良猫たちのために家をあつらえ「ネコ村」を作りあげた男性


昔はネコ嫌いだったのに、今となっては自分の飼い猫のみならず捨て猫たちをかくまい、森の中に「ネコ村」ともいうべきネコたちのシェルター「Caboodle Ranch」を作りあげてしまった男性がいます。

男性は森の中へと引っ越して、ネコサイズのミニチュアハウスを作り、そこにネコたちを住まわせています。かなりメルヘンチックな光景で、見ているとネコへの愛情がビシビシ伝わってくるものとなっていますが、この村を作るまでには彼のさまざまな心境の変化と、ネコたちにとってつらい現実があったそうです。

詳細は以下から。ここが「Caboodle Ranch」の入り口。かわいい村名の下には、それに似つかわしくないはっきりとした文字で「私有地・侵入禁止」と書かれています。それはなぜかというと、この写真中央の、いわば村長とも言えるCraig Grant氏がこの村をネコたちを人間の脅威から守るために作りあげたものだからです。


以前はネコが嫌いだったCraig氏ですが、家を出て行く息子が残していったネコのPepperと暮らすうちにネコのかわいさに気づき、気がついたらPepperの子どもたち含めて6匹のネコを飼うまでになっていたとのこと。しかしながら6匹ものネコを飼っていることを疎ましく思った近隣住民から苦情が来たり、果てはモデルガンでネコを撃たれたりしたため、海辺にも街にも近い住み心地のよい自宅から離れて森に移り住んだのだとか。


ネコ村の建築物の構造は大体犬小屋のそれと同じような感じ。ただ、機能面よりもデザインが重視されているのか、何だかとってもメルヘンチックな香りがただよっています。


色とりどりの家が建ち並びます。


村にはそれはもうたくさんのネコたちが住み着いていて、本当に村落を形成しているかのようです。


かつてネコ嫌いだった人とは思えない、Craig氏のとろけるようなベストスマイル。たくさんのネコたちにもっふもふにされています。


市庁舎に入るネコたち。まるでこれから住民としての手続きをしにいくかのようです。


この村にはウォルマートも存在するようです。


カートの中にはネコ缶が入っている遊び心も。


川辺にもネコがわらわら。


これはクリスマスバージョンですが、こうやって飾りつけされたりして季節によって姿を変えるようです。


我が物顔で歩くネコ。やはりネコ専用の村落だけあって、のびのびと暮らせているのかもしれません。


ネコ村の様子や、Craig氏によるネコ写真はこちらから見ることができます。野良猫のために寄付を募ったりしてもいるので、そういったことに興味のある人も一度のぞいてみてもいいかもしれません。

Caboodle Home

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in 生き物, Posted by darkhorse_log

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