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各社参入で3Dテレビでも価格競争開始、すでに価格は10万円台に突入


今年4月にパナソニックが国内で初めて発売した3Dテレビ「3D VIERA」は、本体価格が30万円以上となるなどと、お世辞にも気軽に手が届く価格ではありませんでしたが、ソニーやシャープなどの大手メーカー各社が参入してきたことで価格競争が開始され、すでに価格は10万円台に突入していることが明らかになりました。

家電業界や映像ソフト業界がこぞって3D化を打ち出しており、今後3Dコンテンツが本格的に普及する可能性があることを考えると、選択肢として検討してみるのもいいかもしれません。

詳細は以下から。
価格.com - SONY 3D BRAVIA KDL-40LX900 [40インチ] 価格比較

大手価格情報サイト「価格.com」によると、ソニーの40インチモデル3D液晶テレビ「3D BRAVIA KDL-40LX900」が2010年8月11日20:00現在、18万7800円で販売されています。「KDL-40LX900」は高いコントラストで引き締まった黒を再現できる「エッジ型LEDバックライトパネル」などを搭載したモデルで、他社と異なり、3Dメガネが2個付属。

価格変動履歴はこんな感じ。6月10日の発売日時点では25万円を超えていましたが、今や10万円台後半にまで値下がりしています。


また、最新の4原色技術「クアトロン」を採用し、明るく色鮮やかな3D映像を楽しめるシャープ製の40インチモデル3D液晶テレビ「AQUOS クアトロン 3D LC-40LV3」も2010年8月11日20:00現在、19万1000円と、20万円を切る価格で販売されており、3Dテレビの価格は4月から大きく下がった形となっています。

なお、本体に3Dメガネなどが付属しないため、別途買い足す必要がある40インチモデルの3D液晶テレビ「3D BRAVIA KDL-40HX800」は2010年8月11日20:00現在、15万円を切る14万2552円で販売されていますが、「今は3Dは不要だけど、将来必要になるかもしれない」というユーザーにとっての選択肢としては悪くないのかもしれません。

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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