NHKマイルカップ観戦のため、京王競馬場線を使って東京競馬場へ行ってきた
JRAから第15回NHKマイルカップへの招待状が届いた我々は、レースが行われる東京競馬場へ向かうことにしました。京都競馬場なら京阪本線の淀駅、阪神競馬場なら阪急今津線の仁川駅とそれぞれ最寄り駅がありますが、東京競馬場の場合は京王線が最寄りになります。その駅名はストレートに「府中競馬正門前」。まさに競馬場の正門にある駅です。また、近年のリニューアルで駅から競馬場までは連絡通路でつながっており、迷うことなく競馬場へ行けるようになっています。
というわけで、京王競馬場線を使って、東京競馬場まで行ってきました。
京王線東府中駅。ここから東京競馬場の最寄り駅である府中競馬正門前駅まで競馬場線が延びています。
本日はGⅠレースであるNHKマイルカップが行われるからか、9時台にもかかわらず結構な人の姿が。ただし、ダービーなどの日はこれよりももっと多いそうです。
東府中駅から2分ほどで府中競馬正門前駅に到着。
左がいま乗ってきた車両。わずか1駅の区間を2分で走るだけなのに8両編成です。
「今月末での廃止が決定しています」と冗談を言われても信じてしまいそうな草の生え具合。
さきほどの車両はすぐに折り返していきました。
駅ホームは混雑に対応するためかなり広め。
行きは人手がばらけるのですが、帰りはメインレース終了と同時に多くの人が帰途につくため混雑が半端ではありません。そのため、事前に乗車券を買うようにという注意書きがあります。これは、野球場近くや競艇場近くの駅にも共通して見られますね。
府中競馬正門前駅発の時刻表。左端が競馬開催時の時刻表。その隣にある通常の休日時刻表や、右側の平日時刻表と比べると、15時台後半から17時台にかけての本数の多さが目立っています。
15時52分以降、9本の列車が新宿行きか新線新宿行きの急行になっており、かなり利便性が考慮されています。
さて、駅を降りて競馬場へ向かっていきます。駅から競馬場までは連絡通路でつながっているので、雨でも濡れることなく移動可能。
まず駅を出てすぐ左手にあるのが「黄金の馬(アハルテケ)」像。アハルテケというのは固有の馬の名前ではなく、トルクメニスタンなど中央アジアで用いられている馬の品種の一つで持久力に富み、一日に数千kmも走れるそうです。
今週はNHKマイルカップ、来週はヴィクトリアマイルと、GⅠレースが続きます。
駐車場も車でいっぱい。
トコトコと連絡通路を競馬場へ向かっていきます。
ココが正面入口。入場料は200円です。
入場料以外にお金を出すことで指定席に座ることもできます。朝イチながら、S指定席は空席わずかという状態に。
こちらが指定席のお値段。S指定席は3000円、A指定席が2000円、B指定席が1500円、C指定席が1000円となっています。
東京競馬場はかなり広大です。
スタンド内だけでもまるでダンジョンのように入り組んでいます。
まずは新潟第1レースが9時50分に発走。そして10分後の10時に東京の第1レースが発走となり、10時20分に京都第1レースが発走となります。3つの競馬場のレースを順番に行うことで、コース整備などの時間を取っているというわけですね。
府中競馬正門前に電車が来るたびに多くのお客さんが降りては競馬場へと向かっていました。
左側がメモリアルスタンド、右側がフジビュースタンド。フジビュースタンドはその名の通り、富士山が見えることからつけられています。
東京競馬場には家族で憩えるようなスペースも多く設けられています。これはローズガーデン。
こちらはパドック。レース出走前の馬の調子を直接目で確かめられる場所です。
スタンドの上からチェックしている人も大勢。
フジビュースタンドの内部。まるでショッピングモールの内装のようですが、このあたりはインフォメーション区画となっています。
なにやらイベント中。
5月1日にJRA-VANオリジナルのメモパッドを配布したそうで、その時の引換券を持ってくればプレゼントをもらえる、ということだったようです。
というわけで、我々はいよいよ普通では入れない来賓スペースへと足を進めることになりました。
一般入場不可、JRA東京競馬場の来賓用特別室「ダービールーム」に潜入してみましたへ続く。
追記:
一部修正しました。
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