取材

シェフがいなくてもバイトだけで手間暇かけずに速攻でおいしい高級サンドの提供を可能にする驚愕の冷凍技術


伊達鶏とキノコのフリカッセにバター香るキャロットピュレのサンドイッチ「鶏とキノコのフリカッセサンド」、グリエールチーズ・モッツァレラチーズ・プロシュートコットを挟んだ「クロックムッシュ風サンド」……こういったちょっと手間暇かかる高級なサンドをまるごと冷凍し、食べる時には解凍すればそのまますぐに完成するというなかなかすごい冷凍技術が今回の「FOODEX JAPAN 2010」で披露されていました。

この方法によって、厨房内にシェフを配置することができないような店舗でも、バイトがカンタンに本格的なものを出すことができるようになる、というわけ。

どのようなものが可能になるかという詳細は以下から。
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これが今回展示されていたサンドたち。実際に直営店舗で使うために試作したものだそうです。


見た目はこんな感じ。


かちんこちんです。


この技術のいいところは、もうそのまんまの状態で冷凍できるという点。上記写真を見ればわかりますが、それぞれの部位はバラバラにならず、一体化して冷凍されてくっついており、本当にそのまんまです。以下がその実例で、これら以外にも各店舗やチェーン店で開発したオリジナルのサンドをこれと同じように冷凍して大量提供することもやろうと思えば可能、とのことです。

伊達鶏とキノコのフリカッセにバター香るキャロットピュレのサンドイッチ「鶏とキノコのフリカッセサンド」


プロシュートコットと野菜をたっぷり使ったスパニッシュオムレツのサンドイッチ「オムレツサンド」


南昌豚をデミグラスとトマトソースを合わせたもので煮込み、季節野菜のソテーを挟み、サワークリームをアクセントにした「豚の煮込みとサンドイッチ」


牛肉100パーセントのミートローフを使用、赤みそにガーリック風味を付け、トマトソースと合わせた「ミートローフの赤みそガーリック」


バジルケーゼにリンゴのコンフィチュールとカマンベールを合わせた「ケーゼとコンフィチュール」


南昌豚のカツにゴルゴンゾーラとデミグラスソースを合わせたダブルソース「南昌豚のカツサンド」


桜海老入りのさつま揚げと磯の香りのごぼうサラダをトッピングし、ピリ辛のタバスコソース「さつま揚げのサンド」


グリエールチーズとモッツァレラチーズを使用し、ハムはプロシュートコットの「クロックムッシュ風サンド」


新鮮なフィッシュフライをチェダーチーズとバジル風味の三種豆トマトソースで合わせた「フィッシュフライサンド」


伊達鶏と長いもを使ったハンバーグへアクセントにオリーブを入れた「ヘルシーハンバーグセット」


どれもこれも非常においしそうでなかなかよい感じ。やはり冷凍と言っても素材にいいものを使うとそれなりのレベルに到達するようです。そのうちさまざまなファーストフードチェーンも全部こういうものになっていくのかもしれず……。

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in 取材,   , Posted by darkhorse

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